岐阜県の長良川は岐阜市内を流れる清流として有名ですが、ここで毎年行われる鵜飼は夏の風物詩として有名ですから、既に鵜飼を経験された方もお見えかと思います。しかし今年はコロナ渦の影響で例年通りの営業ができていないかもしれませんが、今後この鵜飼を楽しまれる方は鵜飼船乗り場のすぐ近くに今日の写真の古い街並みを保存した河原町がありますから立ち寄ってみてください。
河原町は長さ1Kmほどのこじんまりした通りの両側に、戦災でも被害を免れた古い町並みが残されており、現在も建物は住宅や商店として使われています。真夏の暑い日は避けていただいて、少し涼しくなったころに浴衣で歩いていただくと風情ある景色に溶け込むことができます。
河原町は金華山のふもとにあり、長良川の水を利用した水運で栄えたようです。写真の山の頂上にお城が見えていますが、これが斎藤道三、信長ゆかりの岐阜城です。頂上にはロープウエイで簡単に登れるのですが、整備された登山コースもありますからチャレンジしてみてください。標高差は約300mで、普通に歩いて1時間ほどの行程で、頂上からの眺めは素晴らしいものがあります。
使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは Tamron SP AF28-75 F2.8 LD。1枚目の写真の撮影データは焦点距離60mm、35ミリ版換算60mm、ISO 320、F 8.6、1/320sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。
