写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 自宅に来る Yellow-throated Warbler(イエロースローティッド ワーブラー)

f:id:photolifenet:20211006213638j:plain

 今日の写真は、中米のベリーズに滞在していた期間に出会った鳥のご紹介です。当時の住まいはこの国最大の都市であるベリーズシティの、市街地中心部から車で10分ほどの住宅地にありました。ベリーズは国土のほとんどが平野部でその標高が低いことから湿地が多く自然に恵まれており、ベリーズシティもカリブ海に突き出た扇状地でやはり低い標高であるため市街地であってもマングローブが茂るような土地柄です。よって市内の至る所に水場があり、普段の生活の中で多くの野生動物を見ることができます。ここで見られる野鳥の種類や数は多く鳥好きにはたまらないような環境なのです。今日ご紹介の鳥は Yellow-throated Warbler(イエロースローティッド ワーブラー)で名前の通りのどの黄色が良く目立つ美しい鳥です。

f:id:photolifenet:20211006213704j:plain

 この鳥はウエブサイトによればアメリカムシクイ科だそうです。彼は毎日のように自宅の周りを訪れ玄関前の庭木で餌となる虫を探していました。この写真はその時のものです。

f:id:photolifenet:20211006213720j:plain

 彼はこの国の野鳥たちの例にもれず人をあまり怖がりません。その中でもこのウエブラーは典型的で、餌探しに夢中になっているときは5mほどに近づいても逃げようとしないほどです。

f:id:photolifenet:20211006213741j:plain

 彼は自宅敷地内にある街灯も毎朝のように丹念に見て回ります。光に誘われて集まった昨夜の虫が残っていないか探しているのでしょうね。ところでこのウエブラーのように、人を怖がらないフレンドリーな鳥たちには親しみを持つことができます。

f:id:photolifenet:20211006213811p:plain

 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F 5.6、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 5月22日文殊の森公園の野鳥たち

f:id:photolifenet:20211006084616j:plain

 今日は2021年5月22日で、お天気は三日ぶりの梅雨の晴れ間になりそうです。早速自宅近くの文殊の森に行ってきました。文殊山頂上を目指して歩く途中にキビタキのさえずりは聞こえるのですが姿が見えません。頂上に到着して濃尾平野の景色を眺めながらお昼を食べていると、少し距離はありましたがエナガの家族が通りかかりました。1枚目の写真は今年生まれた若鳥と思われる個体で、あどけなさが残っています。

f:id:photolifenet:20211006084641j:plain

 こちらもエナガの幼鳥ですが1枚目とは違う個体です。10羽ほどの群れで移動していましたが、両親が子供たちにいろいろなことを教えているのでしょうね。

f:id:photolifenet:20211006084714j:plain

 こちらのキビタキは山頂から下り始めたすぐのところで出会いました。この場所で出会ったのは初めてです。この写真の後にもう少し近くで撮れたのですが、すごい逆光でうまく撮れませんでした。

f:id:photolifenet:20211006084801j:plain

 この公園に限らずメジロを見かける機会は非常に多く、生息数が多いことが伺われます。この日も園内のあちこちで見かけました。彼らはいつも虫を捕ってくれますからありがたい鳥です。

f:id:photolifenet:20211006084825p:plain

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 8.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ クルックドツリー野生保護区の水鳥たち

f:id:photolifenet:20211005215703p:plain

 中米の国ベリーズのこの国最大の都市ベリーズシティから、車で1時間ほどの距離に、湿地の保全を目的としたラムサール国際条約に加盟しているクルックドツリー野生生物保護区があります。ここには川を大きく広げたような湖があり、乾季で湖の水位が下がると密集する魚を捕ろうと周辺から国境を越えて多くの水鳥たちが集まります。この保護区は世界的にも有名で、シーズンには多くの観光客がここを訪れます。今日の写真はその保護区でのもので、ご紹介の総ての鳥たちは湿地で見られる種類ばかりです。1枚目はセイタカシギで日本で見るものより少し頭部の黒色が濃いように思います。この鳥はベリーズシティでも見ることができます。

f:id:photolifenet:20211005215744p:plain

 こちらはカモの仲間のブラックベルティッド ウイストリングダッグという長い名前の持ち主です。子育ての時期になると陸上の草地で子供たちを連れて歩く姿を見かけることがあります。こうしてみるとクチバシの赤色以外は地味ですが、飛ぶ姿はコントラストのある体色で美しく見えます。日本の図鑑には見つかりません。

f:id:photolifenet:20211005215818p:plain

 こちらは日本のササゴイと同じですが、羽毛の色が少し違うように見えるグリーンヘロンです。ベリーズシティでも普段の生活の中で普通に見ることができ、時には間近で狩りをする場面に遭遇します。岸辺の狩りの名手です。

f:id:photolifenet:20211005215850p:plain

 こちらはグリーンキングフィッシャーで、保護区内にある2つの大きなホテルの一つの庭先にいました。彼はいつもここにいるみたいでこのホテルを訪れる度に見かけます。とても人に慣れており、近くまで寄って撮影できます。

f:id:photolifenet:20211005215924p:plain

 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 7.1、1/800sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 背景は新緑の濃尾平野

f:id:photolifenet:20211005085041p:plain

 今日の写真は一昨日2021年5月18日に岐阜市近郊にある自宅近くの文殊の森公園に行った際に、文殊山より低い一つのピークである「四季の展望台」からの眺望です。少しスモッグがありすっきりとは見えませんでしたが、広い濃尾平野に建つ名古屋駅周辺の高層ビルをはっきり確認することができました。現在は新緑が最高に美しい季節です。

f:id:photolifenet:20211005085155p:plain

 こちらは文殊の森公園の帰りに見かけたケリで、上の写真の左の方に写っている田にいました。このところ毎回ここで見かけます。なおこの2枚の写真は画素数が非常に大きく2枚とも最低画質ですが、これで掲載容量の500kbいっぱいになってしまいました。

f:id:photolifenet:20211005085222p:plain

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離16.3mm、35ミリ版換算44mm、ISO 400、F 4.5、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 5月18日文殊の森公園のエナガ

f:id:photolifenet:20211004213438p:plain

 今日ご紹介するのは昨日の2021年5月18日に、岐阜市近郊にある自宅近くの文殊の森公園で出会ったエナガです。この日はキビタキにも出会いましたが、それは既に昨日のこのブログでご紹介済みです。このエナガは今年巣立った若鳥のようで、群れでいたことから多分家族揃ってお出かけの最中でした。私が珍しかったのか、飛び去ろうとせずこの状態でしばらく私の方を見ていました。

f:id:photolifenet:20211004213640p:plain

 今日の写真にはないのですが、今年の若鳥と思われるエナガが大きな青虫をくわえている場面を見ました。巣立ち後にしばらく親鳥と行動をともにしながら餌の探し方など、生きていくための教育を受けるのでしょうね。

f:id:photolifenet:20211004213716p:plain

 園内の桜の木になっていた実です。一応サクランボですが、そう呼ぶにはあまりにも小粒で、大豆より小粒なほどの大きさです。食べてみましたが甘未と苦味が同居しています。この実をヒヨドリメジロが食べに来ます。

f:id:photolifenet:20211004213748p:plain

 この日の四季の展望地点から見た濃尾平野で、右から大垣市桑名市、手前に岐阜市、奥に名古屋市を望むことができ、お天気次第で伊勢湾が見られます。最近周辺の木を切ってくれたおかげで見晴らしがぐっと良くなりました。

f:id:photolifenet:20211004213828p:plain

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 800、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 5月18日 文殊の森公園のキビタキ

f:id:photolifenet:20211004094325p:plain

 今日2021年5月18日、天気予報では午前中晴れるとのことでしたから自宅近くの文殊の森公園に出かけました。今はキビタキオオルリの旬ですから時間があればこの公園に来ることにしています。登りの途中、時々ここでお見掛けするカメラマンの方とすれ違い今日の成果を尋ねたところ、収穫はなかったともことでした。その後少し登って管理道路ですが未舗装路の横で今日の写真のキビタキに遭遇しました。幸運なことに今回は今までで最も近くで撮れたと思います。

f:id:photolifenet:20211004094422p:plain

 キビタキはうれしいことに人を警戒して遠くに飛び去ってしまうことは稀で、人が近づくと少しづつある一定の距離を保つ程度に他の木に飛び移ります。ですから撮影のチャンスはあり、驚かさないように静かに後を追うとシャッターチャンスに恵まれることが多々あります。

f:id:photolifenet:20211004094543p:plain

 文殊の森公園は現在、いたる所にあるヤマボウシの花が満開です。でもその花(がくの部分)は総て白色ですから、もう少し彩があったらと思います。

f:id:photolifenet:20211004094624p:plain

 こちらは登山道のあちこちに咲いているツツジで、オレンジ色のが終わって今はこの色が最盛期です。優雅な姿で色の美しい花ですね。

f:id:photolifenet:20211004094711p:plain

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/400sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 新緑の谷汲山華厳寺

f:id:photolifenet:20211003220049p:plain

 先日2021年5月10日に岐阜市近郊にある自宅から車で10分ほどの距離にある揖斐郡谷汲にある谷汲山華厳寺に行ってきました。このお寺は西国三十三番札所の満願霊場で、多くの信仰を集める地元では有名な所です。初詣、春の桜と秋の紅葉の時期は多くの人出でにぎわうのですが、今頃の新緑の季節もすがすがしくていいものです。今日の写真はその華厳寺の新緑を背景に撮ったものです。1枚目は境内本堂に登る石段が始まるところで、そこから今来た参道を振り返った場面です。若葉が美しいですね。

f:id:photolifenet:20211003220155p:plain

 2枚目は境内から山門を見た場面で、こんな田舎に似つかわしくないほど立派な門構えです。門の中の両側には立派な金剛力士像が門番をしています。

f:id:photolifenet:20211003220802p:plain

 こちらは山門に続く参道で、両側に多くの土産物屋や茶店が並んでいます。そのどれもが伝統的な日本家屋で日本の懐かしい家並みを楽しむことができます。この写真の背景は「えのきや」という店構えに工夫を凝らした茶店です。これらの茶店の味噌おでんは最高です。

f:id:photolifenet:20211003220842p:plain

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離18.6mm、35ミリ版換算52mm、ISO 400、F 4.0、1/400sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。 

    1.