写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 伊自良湖上流のカワセミ

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 今日2021年5月30日は日曜日ですから文殊の森公園は週日に比べて人出が多く、そうなると野鳥に会える機会が少なくなることから、それを懸念して自宅から車で30分ほどの距離にある山県市の伊自良湖に行くことにしました。伊自良湖は1966年に完成した灌漑用の人造湖で春の桜、秋の紅葉が楽しめます。現在は新緑が美しく湖を見ながらの周辺の散歩は憩いのひと時になります。その伊自良湖にそそぐ谷川を少し登ったところで今日の写真のカワセミに出会いました。

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 谷川に沿って林道が走っておりとても気持ちの良い場所なのですが、なぜか途中からロープが張られ立ち入りが禁止されています。またその手前の谷川沿いの大部分が私有地ということで立ち入り禁止です。ですからこのカワセミを見つけても谷川に近づけず遠くからしか撮影できませんでした。これらの立ち入り禁止区域に大きな違和感を感じました。

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 これが散策道となっている湖畔から見た伊自良湖です。今日は梅雨どきにもかかわらずからりと晴れて気持ちの良い一日でした。湖では手漕ぎボートが楽しめます。

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 湖畔に咲いていたキキョウです。形も色も美しい花ですね。

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 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/600sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 この冬の根尾川河原の野鳥たち

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 今日の写真は今年の冬の2021年2月19日に撮影した野鳥をご紹介します。撮影場所は本巣市内の根尾川の河原で、1枚目は堤防にある木で休むヒレンジャクです。レンジャクにはこの写真のヒレンジャクの他に黄色が目立つキレンジャクもいるのですが、この周辺で毎年見られるのはヒレンジャクが圧倒的に多いのです。手元の図鑑によれば日本への飛来数はヒレンジャクの方が断然少ないのだそうですが。写真の背景は美しい青空ですが、ヤドリギと樹上に積もった雪も見えています。

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 ヒレンジャクがいた木のすぐ下の河原に来ていたメジロです。背景は枯草ですが雪も見えています。

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 メジロと同じく河原のエナガエナガたちは20羽ほどの群れで、少数ですがメジロもこの中にいました。この日はお天気が良く前夜に降った雪が急速に溶けていました。そんな草原の中に餌となる虫がいるのでしょうね。

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 近頃富にエナガを見る機会が多いような気がするのですが、実際に数が増えているのではないでしょうか。散歩をしていると毎回のように彼らの群れに出会います。虫を食べてくれる彼らが増えるのは大歓迎です。

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 使用機材のカメラはSONY α6600、レンズはSony 100-400 GM OSS 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離400mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 8.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ 道路側溝のグリーンヘロン

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 中米のベリーズに住んでいた期間、当時の住まいはこの国最大の都市であるベリーズシティの、市街地中心部から車で10分ほどの住宅地にありました。ベリーズは国土のほとんどが平野部でその標高が低いことから湿地が多く野生動物の宝庫と言えるほど自然に恵まれています。ベリーズシティもカリブ海に突き出た扇状地でやはり低い標高であるため、市街地であってもマングローブが茂るような土地柄です。よって市内の至る所に水場があり、普段の生活の中で多くの野生動物を見ることができます。ここで見られる野鳥の種類や数は多く鳥好きにはたまらないような環境なのです。今日ご紹介の鳥はグリーンヘロンで日本ではササゴイに相当し、ベリーズ市内を含めベリーズの水辺で普通に見られます。

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 グリーンヘロンは、自宅周辺では道路側溝や空き地の水辺で漁をする姿をよく目にすることができます。彼が漁に集中している時は人間がすぐそばを通っても気にすることなく水中をにらんでいます。ですから彼らの漁を間近で目にすることができるのです。

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 こちらは自宅隣を通る道路の側溝にいるグッピーの仲間で、体長は5㎝以上あります。これらはササゴイやシラサギの格好の餌となりますから、道路側溝にもかかわらずそれらの野鳥が集まります。側溝にはこの他にもテラピアなどのもっと大きな魚も住んでいますから時には大の大人が網で魚をすくったりもします。

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 ここに住む魚たちは数が多く、鳥が近くにいないときは集団で泳いでいるのを見かけます。パンくずを投げると喜んで食べに集まります。

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 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 5.6、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。



ベリーズ クルックドツリー野生保護区の野鳥たち

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 中米の国ベリーズのこの国最大の都市ベリーズシティから、車で1時間ほどの距離に、湿地の保全を目的としたラムサール国際条約に加盟しているクルックドツリー野生生物保護区があります。ここには川を大きく広げたような湖があり、乾季で湖の水位が下がると密集する魚を捕ろうと周辺から国境を越えて多くの水鳥たちが集まります。この保護区は世界的にも有名で、シーズンには多くの観光客がここを訪れます。今日の写真はその保護区で撮影したもので、湖の周りはもちろん水鳥だけでなく様々な種類の野鳥が見られます。1枚目はマングローブスワローで、背中が青緑色の全長13㎝ほどの小さなツバメです。顔つきや動作がとても愛くるしく人をあまり怖がりません。

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 こちらは保護区入り口のインフォメーションセンターに設置してある餌代に来たラフォーステイルド ハミングバードというハチドリで、この辺りで最も多くみられる種類です。この餌台には他の種類のハチドリも多く訪れますから、それだけでも楽しみです。

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 これはバーミリオン フライキャチャーのメスです。オスは背中以外総てが鮮やかな赤色でとても印象的な体色の持ち主です。この鳥の特徴は日本のツバメのようにわざわざ人の近くに、それも手の届くところに巣を作ります。それは天敵を避けるためと思われ、そして人を完全に信頼しているのでしょうね。

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 これはオスプレイ、日本名ミサゴで、乾季になって湖の水位が下がる頃には毎日のように見られるようになります。その時期には空中でホバリングし、狙いを定めて水中に飛び込むのですがその様子は圧巻です。

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 こちらが湖の様子です。この場所はホテルの庭ですから開けていますが、湖畔はどこもマングローブの林に覆われており簡単には湖に近づけません。でもホテルにはガイド付きの遊覧船がありますから湖の隅々まで見ることができます。日本の方にお勧めのスポットです。

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 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 6.3、1/640sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 5月25日 自宅庭のクモ

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 日本にのクモに関しては「蜘蛛(クモ)の仲間は、日本国内には57科・約1,200種が知られています。種類も多く、蜘蛛は家の中や家の周囲、公園、道端、野原、山林など陸地のあらゆる場所に棲んでいます。蜘蛛は網を張って獲物を待ち構えていると思われがちですが、実際には半分の種は網を張らないで獲物を狩ります。」と紹介されています。(日本の蜘蛛の種類|身近に棲むクモの話・蜘蛛図鑑 (ymnext.com))

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 庭でクモを見かけると、その度に違う種類であることから、自宅の庭だけでいったい何種類のクモが生息しているのかといつも驚きます。今日の写真のクモもこれまで見かけたことがなかった種類です。1,200種もいればそれは当然かもしれません。

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 クモは8つの目があるそうですが、これが正面についている一対の最大の目です。このような形は巣を張らない種類に共通した形態のように思います。今日の写真のような巣を張らないクモのことを徘徊性のクモというそうですが、私はこの型が好きです。

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 このクモは体長1㎝にも満たない小ささで肉眼ではその姿がよく分からないのですが、こうして写真にすると均整の取れた機能美の美しさが分かります。

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 使用機材のカメラはSONY α57、レンズはTokina ATX AF100 F2.8 Macro 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離100mm、35ミリ版換算150mm、ISO 400、F 4.5、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 5月25日文殊の森公園の野鳥たち

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 今日2021年5月25日の美濃地方である自宅の周辺は午前中雲が多かったものの午後からは晴れ間が広がりました。昨日はお昼頃ににわか雨にやられましたが今日は大丈夫とのことで重い機材を持って自宅近くの文殊の森公園に出かけました。いつも通り文殊山頂上を目指して登り始めてすぐに1枚目の写真のキビタキに出会いました。しかしその場所は木陰で非常に暗く、おまけに曇り空だったことから条件は良くありませんでした。ISOはなんと5,000。

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 キビタキの後に出会ったのがこのコゲラ。こちらも条件は悪くISOは2,000。でも5,000よりは大分ましです。

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 頂上からの帰り道に出会ったがこのヤマガラ。虫を捕まえて食べている場面です。こちらも撮影条件は悪くISO 5,000でした。

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 この写真は文殊の森公園の一部あるササユリ園で撮ったササユリです。ササユリは本巣市の花に指定されており、ここでは毎年きれいな姿を見ることできます。園の周りは獣に荒らされないように柵で囲まれています。花は清楚な美しさが魅力ですね。

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 使用機材のカメラはSONY α6600、レンズはSony 100-400 GM OSS 。1枚目の写真の撮影データは焦点距離400mm、35ミリ版換算600mm、ISO 5,000、F 5.6、1/500sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

コスタリカ 背景はサンホセ西公園の巨木

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 コスタリカの首都であるサンホセの市内東部にある公営東公園は森林の自然を楽しめるよう、ジャングルや巨木の森、広い芝生広場、キャンプサイト、プールなどがあり誰もが利用できる緑地公園です。今日は園内の巨木の森を中心に撮った写真のご紹介です。1枚目は森に林立する巨木の一つで、直径は2m近くあります。

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 これは巨木の森の一部で、木々は太いだけでなく背も高く、まさに天を突くような大木です。比較対象がないことから木の大きさが分からないのですが、1枚目の写真から想像してください。

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 こちらは森の木に着生しているランです。この種類は最も一般的でどこでも見ることができます。花は薄緑色で派手さはありませんが簡単に育てることができます。

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 こちらも上と同じ種類のランで、園内の倒れている倒木から引きはがし、自宅庭の木に縛り付けておくとすぐに根を張り、花をつけます。熱帯地方はランの宝庫ですね。

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 使用機材のカメラはSONY α700、レンズは Minolta AF24-105 F3.5-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距離40mm、35ミリ版換算60mm、ISO 200、F 5.0、1/100sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。