写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ クルックドツリー野生保護区の ANHINGA(アンヒンガ)

f:id:photolifenet:20211018215002j:plain

 中米の国ベリーズのこの国最大の都市ベリーズシティから、車で1時間ほどの距離に、湿地の保全を目的としたラムサール国際条約に加盟しているクルックドツリー野生生物保護区があります。ここには見渡す限りの平野の中に川を大きく広げたような湖があり、乾季で湖の水位が下がると密集する魚を捕ろうと周辺から国境を越えて多くの水鳥たちが集まります。この保護区は世界的にも有名で、シーズンには多くの観光客がここを訪れます。今日の写真はその保護区でのもので、1枚目は、あまり見かけませんから数はそれほど多くないと思われる ANHINGA(アンヒンガ)です。首が異常に長い鵜のように見えます。

f:id:photolifenet:20211018215040j:plain

 これらの写真はいずれもメスで、オスはもっと黒色が強く出ています。この鳥を最初に見たときは首の長さに驚きました。

f:id:photolifenet:20211018215052j:plain

 このアンヒンガ、体は鵜で首から上はサギのような形をしており、くちばしの形も鵜のそれとはだいぶ違います。

f:id:photolifenet:20211018215116j:plain

 こちらは保護区内の湖の様子で、湖畔にたたずんでこの広々とした景色を眺めると、とてものんびりとした気分になれます。

f:id:photolifenet:20211018214936p:plain

 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 9.0、1/1,600sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 今年初めてのサンショウクイ

f:id:photolifenet:20211018083621j:plain

 昨日のこのブログで岐阜市近郊にある自宅に近い文殊の森公園で、毎年この時期には見かけるはずのサンショウクイにまだ出会えていないと書きましたが、その心配が通じたのか2021年6月12日の今日、なんとそのサンショウクイが出てきてくれました。今日の写真はそのサンショウクイです。相変わらずちょっとすましたのっぽのお姉さんといった風情です。

f:id:photolifenet:20211018083634j:plain

 サンショウクイはあまり人間を恐れませんから親しみがわきます。無彩色のコントラストを強く感じる体色で特に純白の白さが目立ちます。

f:id:photolifenet:20211018083653j:plain

 こちらはヤマガラで割と近くで撮影できたのですが、小さな枝が邪魔をしてしまいました。それにしてもちょうど目の前に来るとは不運です。

f:id:photolifenet:20211018083716j:plain

 相変わらす園内でたくさん見かけるメジロです。メジロと言えば高知県で15羽のメジロを不正に飼育してたとのことで74歳の男性が逮捕されたとのニュースがありました。 「すべて山でとり飼っていた」野鳥のメジロ15羽を違法飼育 74歳男を鳥獣保護法違反容疑で逮捕【高知】 (msn.com)
 今でも密猟は横行しているのですね。

f:id:photolifenet:20211018083532p:plain

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/1,000sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 今年初めてのサメビタキ

f:id:photolifenet:20211017221401j:plain

 昨日の2021年6月10日に自宅近くの文殊の森に行った際に久し振りにキビタキを撮影し、その写真を昨日のこのブログでご紹介しました。今日はその続きで、今年初めて出会ったサメビタキです。この鳥は羽色が地味で取り立てて特徴はないのですが、大きな愛らしい目をしています。撮影場所はヒノキ林でした。

f:id:photolifenet:20211017221420j:plain

 去年、サメビタキははこの文殊の森でよく見かけたのですが、今年は6月に入ってやっと出会えました。それにしてもサンショウクイを未だに見かけていません。いったいどうしてしまったのでしょうか。今年はキビタキは多いのですが、その他の鳥が少ないように思います。

f:id:photolifenet:20211017221452j:plain

 メジロはどこにでも多く、よく見かけます。昔は竹籠でこのメジロを飼っているのを見かけたのですが、今は法が厳しくなったせいか全く見かけなくなりました。

f:id:photolifenet:20211017221507j:plain

 メジロが枝の上では羽づくろいをしていました。こういったときは撮影のチャンスですね。

f:id:photolifenet:20211017221229p:plain

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 1,000、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 6月10日文殊の森公園のキビタキなど

f:id:photolifenet:20211017092350j:plain

 2021年6月10日の今日、岐阜県美濃地方は真夏日の暑い日になりました。露天に停めてある車に乗るのが怖くなるような夏の到来を感じます。昨日に続いて自宅に近い文殊の森に行ってきました。いつも通り文殊山頂上(山口城跡)に向かって登っている途中に、下りてきた人から山口城近くで今朝クマが出たとの情報がありました。やれやれついにここまで来たかと憂鬱になりましたが、そのまま頂上を目指しました。結局クマに出会うことはなかったのですが、久し振りにキビタキの撮影に成功しましたから今日はそれらの写真をご紹介します。1枚目は駐車場近くのササユリ園の脇で出会ったキビタキです。

f:id:photolifenet:20211017092406j:plain

 キビタキのさえずりは良く響くせいなのか、その音の出所が分かりにくく、いつも見つけるのに苦労します。余程見通しが良ければいいのですが、今の季節は枝葉が多く相手が動かない限りとても困難です。今日のキビタキは相手から動いて見通しの良い場所に出てくれたことから撮影できたのですが、強烈な逆光でした。

f:id:photolifenet:20211017092434j:plain

 こちらは昨日に続いてのコゲラで、昨日と同じような場所で出会いました。彼はあまりこちらのことを神経質に気にすることなく餌探しに集中していました。ほかのキツツキだとこうはいかず、すぐに飛び去ってしまいます。

f:id:photolifenet:20211017092447j:plain

 こちらは毎回出会うメジロです。今日も園内のあちこちで群れになって移動していくメジロたちに出会いました。上記のコゲラは彼らの群れに混じっていました。

f:id:photolifenet:20211017092308p:plain

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 640、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 6月9日文殊の森公園のコゲラ

f:id:photolifenet:20211016231431j:plain

 2021年6月9日の今日、真夏日になり暑かったのですが空気が乾燥していたせいで日陰では気持ちよい涼しさがありました。午前中いつも通り岐阜市近郊にある自宅近くの文殊の森公園に出かけたのですが、考えてみるとここへは5月31日以来の久し振りです。公園内の文殊山頂上に登ったのですが、お目当てのキビタキオオルリには出会うことができませんでした。いやキビタキに関しては、さえずりはあちこちで聞こえ遠くに姿を見るのですが写真を撮るまでに至りませんでした。そこで今日の写真は登山道で出会ったコゲラです。1枚目は今年巣立ちした若鳥のように見えます。

f:id:photolifenet:20211016231500j:plain

 こちらは登山道の桜の木で餌探しをしていた成鳥のコゲラです。この辺りは背の高い桜並木で空を枝葉が覆っており、とても暗く撮影の条件が悪い場所です。ちなみに1枚目は割と条件が良くISOが1,600。それ以外は2,500と3,600でした

f:id:photolifenet:20211016231519j:plain

 カメラのAF が幹を背景にしたコゲラを捉えることができず、大抵はピントが幹に合ってしまいますからピンボケ写真を大量生産することになりました。

f:id:photolifenet:20211016231544j:plain

 それとピンボケ写真のもう一つの原因は、対象のコゲラの動きが非常に早くピントを合わせるタイミングがつかめなかったことでした。

f:id:photolifenet:20211016231335p:plain

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 1,600、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

ベリーズ 青空のシロトキ

f:id:photolifenet:20211016083425j:plain

 中米の国ベリーズの最大の都市であるベリーズシティは、カリブ海に突き出た扇状地であるため標高が非常に低く、湿原を思わせるような水場があちこちにありますし、市内を流れるベリーズ川の一部は両岸をマングローブの林に覆われています。そんな地形のため市内であっても野生動物が多く生息し、水生動物も例外ではありませんから、それを餌とする鳥たちが水場に集まります。今日の写真は彼らの餌場であるベリーズシティと夜の集団ねぐらを行き来するシロトキたちです。

f:id:photolifenet:20211016083452j:plain

 彼らは朝日が昇る前に餌場に向かい、夕方は陽が落ちる前にこうして編隊を組んで家路を急ぎます。前の方にいる黒い色の鳥は幼鳥で、まだ成鳥の羽の白色に生え変わっていないのです。

f:id:photolifenet:20211016083505j:plain

 青い空を背景に編隊を組んで飛ぶ姿はとても美しく思わず見入ってしまいます。自宅上空では高い所を飛ぶことが多いのですが、海岸近くではとても低く飛びますから、更に見ごたえがあります。でも地元の人たちはこの自然のショーに見向きもしません。

f:id:photolifenet:20211016083518j:plain

 シロトキが夕方に自宅上空を飛び過ぎますが、そのころにやはり国内便の旅客機が頻繁に自宅付近を通過します。国内便は2社があり、各地方を結んでいます。飛行機は大体この大きさで20人乗り程度でしょうか。

f:id:photolifenet:20211016083354p:plain

 使用機材のカメラはSONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。1枚目の写真の撮影データは焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F 7.1、1/800sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 6月7日長良川ふれあいの森の野鳥たち

f:id:photolifenet:20211015223307j:plain

 今日2021年6月7日に、先日生まれて初めて出会ったサンコウチョウをもう一度写真に収めようと、岐阜市長良川ふれあいの森に出かけました。ワクワクしながらサンコウチョウが抱卵していた巣のあった木の下に行ったのですが、なぜか木の下にカメラマンが一人もいません。変だと思いながら樹上の巣のあったところを探すのですが見つかりません。いやな予感がしました。少し離れたところの水面にカメラを向けていたカメラマンに巣のことを尋ねたところ、カラスに襲われたとのことでした。なんとも残念なことです。でも周辺でサンコウチョウのさえずりが聞こえていましたから、まだ近くにはいるみたいです。再度営巣してくれるといいのですが。という次第で、今日園内で出会ったサンコウチョウ以外の鳥たちをご紹介します。1枚目はサンコウチョウの巣のあった近くで餌探しをしていたコゲラです。

f:id:photolifenet:20211015223323j:plain

 こちらはサンコウチョウがよく水浴びをする谷川の縁の近くでさえずっていたシジュウカラです。逆光であったことから最初何の種類か分かりませんでした。

f:id:photolifenet:20211015223349j:plain

 こちらはサンコウチョウの巣のあった近くで出会ったヤマガラです。地上近くの草木の中で餌探しをしていました。

f:id:photolifenet:20211015223406j:plain

 この写真は園内の駐車場近くで出会ったホオジロです。近頃自宅周辺の散歩をしなくなり代わりに山歩きばかりしていることから、とんとホオジロに出会っていませんでした。久しぶりに見た気がします。

f:id:photolifenet:20211015223219p:plain

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 640、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。