写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 今日のキビタキ

 2022年5月15日、降りそうではなかったのですが朝からどんよりと曇っており、結局一日中青空はほんの少ししか見えませんでした。昨日、その前と行けていなかったことから今日は文殊の森公園に出かけました。自宅周辺で近頃はオオルリのさえずりは聞こえなくなり、森に響くのはもっぱらキビタキの声です。その傾向はやはり今日も同じで、早速登山口から少し入ったところでキビタキの鋭いさえずりが聞こえました。辺りを探すといました。それが1枚目の写真です。このササユリ園の近くでは毎年キビタキがさえずりまが、おそらく毎年同じ個体か、或いはその子供だと思います。のどから胸にかけてのオレンジ色がきれいですね。

 2枚目の写真は下山途中に登山道中腹辺りで出会った個体ですが、少しづつ位置を変えて盛んにさえずっていました。こちらものどのオレンジ色が美しい個体でした。

 友人が昨日、この文殊の森公園でサンコウチョウの鳴き声を聞いたとのことで、今日はそれを確かめらるかもしれないと期待したのですが、姿はもちろん鳴き声も聞くことはできませんでした。それは残念だったのですが下山途中、久しぶりにコゲラに出会いました。この出会った場所はとても暗く写真は鮮明に撮れていません。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 800、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 大きなヤマカガシ

 2022年5月12日、岐阜市近郊にある自宅近くの文殊の森公園で、同公園の最も標高の高い文殊山に続く登山道で今日の写真のヘビ、ヤマカガシに出会いました。このヤマカガシはこれまで私が見た中で最も大きく、全長は1mほどあったと思います。ヘビは道路中央でまるでコブラのように大きく鎌首を持ち上げ、私にではなく路肩の方向に向き、興奮している様子でした。私がこのヘビを足で脅しても動じる様子はなく、むしろ私を威嚇して向かってきそうな勢いでした。鎌首は全長の半分近くも上げており、これまでこんな姿勢は見たことがありませんでした。

 ヤマカガシは毒を持つマムシの10倍以上の危険な毒を持つといわれており、とても危険なヘビですが、こちらが近づかない限り襲ってくるようなことはないそうです。それでも体を平たくして鎌首を大きく持ち上げた姿は、ヘビがそれほど苦手で無い私でも、こちらに向かって威嚇された時に一瞬恐怖を感じました。野山であまり出会いたくない生き物です。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距24.8mm、35ミリ版換算68mm、ISO 400、F 3.5、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 背景は華厳寺の参道

 岐阜市近郊にある自宅から車で10分ほどのところに西国36番満願霊場として有名な谷汲山華厳寺があります。ここは春の桜や秋の紅葉の名所としても有名で時期になると多くの人出があります。公式ウエブサイト( 西国第三十三満願霊場 谷汲山華厳寺 (kegonji.or.jp) )には以下の通り紹介されています。
 「「たにぐみさん」の愛称で親しまれる当山は延暦十七年(798)に創建され、正式には「谷汲山華厳寺(たにぐみさんけごんじ)」といい、その山号と寺号は醍醐天皇より賜りました。その後は朱雀天皇より鎮護国家の道場として勅願寺に定められ、花山法皇後白河法皇を始めとする歴代の皇室、朝廷からも帰依厚く、いにしえより観音信仰の霊験あらたかな名刹寺院として千二百年余の歴史を誇ります。また日本最古の観音霊場「西国三十三所観音霊場」の第三十三番札所で結願・満願のお寺として知られ、春には桜、秋には紅葉の名所として賑わいをみせます。」
 1枚目の写真は門前にある参道を背景にしており、その長い参道両側には茶店や土産物屋が並んでいます。

 2枚目は山門をくぐって本堂に続く長い境内の通路を背景にしており、左に手水舎が見えており、右には香をたく小屋があります。写真ではモミジの新緑がきれいに見えますが実は数年前の10月の撮影です。10月といえばもう秋ですね。

 これが華厳寺の山門ですが、こんな田舎にしてはとても立派な建築物ですから、このことからもこのお寺の格式の高さが見てとれます。海外や遠くから来た友人たちを真っ先にここへ連れてきます。華厳寺は私にとって癒しの場所です。
 使用機材のカメラはSony α7Ⅱ、レンズは Tamron SP AF28-75 F2.8 。1枚目の写真の撮影データは焦点距50mm、35ミリ版換算50mm、ISO500、F6.3、1/160sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 暗い森の中のキビタキ

 2022年5月12日は朝から厚い雲が垂れ込め、いつ降り出すかわからないお天気で迷いましたが結局文殊の森公園に出かけました。公園に到着後すぐに文殊山を目指して登り始めたのですが、既にぽつりぽつりと雨が落ちてきます。でもこの程度なら何とかと思いながら歩いていると美しいキビタキのさえずりが聞こえてきます。辺りを探して見つけました。暗いヒノキ林の中で、それが1枚目の写真です。暗い日の暗い森の中での撮影となりました。

 今の時期はオオルリのさえずりはほとんど聞こえてこず、もっぱら森に響くのはのキビタキの声です。キビタキオオルリと同じように既に伴侶を見つけ子育てを始めているのだろうと思いますが、縄張りを主張するためなのか、オオルリが鳴かなくなった今でもこうして盛んに鳴いているのです。

 文殊の森公園には様々な樹種が生えていますが、その中で最も豪華な花を咲かせるのがこの朴木(ほおのき)です。葉は朴葉味噌に利用され岐阜県では名産として有名で、朴葉寿司というのもあります。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 3,200、F 4.0、1/200sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 ヤマガラの採餌

 今日の写真は2022年5月7日に岐阜市近郊にある自宅に近い文殊の森公園でヤマガラを撮ったものです。ヤマガラは虫の少ない秋から春にかけては木の実を盛んに食べ、その時期には人の手からも直接取るほどに人に近づいてきます。しかし子育てが始まる頃になると虫を捕るようになり、木の実にはそれほど関心を示さなくなります。最もこの季節、野山には木の実よりも虫が多くなりますから当然なのです。1枚目の写真は青虫を捕まえたところで、頭を大きく振って虫を弱らせるような行動をします。

 2枚目はその虫を丸のみにするのではなく、足で虫を抑えて引きちぎって食べているところです。雛に虫を与える際に細かくしないでそのまま与えている映像をよく目にするのですが、やはり小さくして食べるのが普通なのでしょう。

 こちらの写真は自宅の庭の鉢植えの木にいたカエルで、今までに見たことのない白い体を持っています。ウエブサイトで調べたところ、たぶん日本アマガエルです。カエルにもいろいろな種類がいるのですね。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 1,250、F 4.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

日本 メスのキビタキとチョウ

 2022年5月10日は雲はあるものの朝から良く晴れていました。今日は自宅近くにある文殊の森公園に行ってきました。現在この公園ではオオルリキビタキによく出会えるのですが、今日は残念ながら彼らのオスたちにを見かけることはありませんでした。1枚目は文殊山頂上からの下山途中に出会ったメスですが、たぶんキビタキだと思います。残念ながら近くにオスの姿はありませんでした。

 現在文殊山はこの写真の紫色のツツジが満開を迎えており、登山道を美しく彩っています。ツツジは色によって咲く時期に差があるようで、オレンジ色の花は既に散ってしまっています。写真はツツジに来たモンキアゲハですがチョウ、花ともどもきれいですね。

 こちらの写真は登山道中腹の野鳥観察小屋付近で見かけたキンモンガです。黄色と黒色のコントラストが良く目立ちますが大きさはモンシロチョウよりも小さな体格です。

 使用機材のカメラはSONY Cyber-shot RX10 Ⅳ。1枚目の写真の撮影データは焦点距220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 800、F 5.0、1/250sでした。1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。

セントルシア 楽園の遺跡

 2日前のセントルシアの話題についての続きです。セントルシアカリブ海の小さな島国で、広さは日本の淡路島ほどしかありませんが地形は変化に富んでおり、海岸には長いビーチがあり島の中央は深いジャングルになっています。カリブ海というリゾート地としては最高の響きは観光客を誘うに十分な魅力もあることから、欧米が冬の時期には多くの人々がここを訪れます。自然環境と位置に恵まれているのですが、セントルシアは更に遺跡にも恵まれています。今日の写真の背景は、かつてイギリス軍がフランス軍と、この島の領有権をめぐって戦うために築いた軍事施設の遺跡で、現在はピジョンアイランド国立公園となって保存されています。こういった歴史的遺物は得難い貴重な観光資源となっています。

 カリブ海の島国ですからもちろん海洋レジャーを十分に楽しむことができます。ピジョンアイランド国立公園には小さいながらも2つのビーチがあり、シュノーケリングでは美しい熱帯の魚たちと共に泳ぐことができ、ほとんど混雑しない砂浜では日光浴を堪能できます。この写真はそのビーチの様子で遠くにはビーチに沿ってリゾートホテルが並んでいます。世界にはこういった楽園があるのですね。

 使用機材のカメラはSony α100、レンズは Minolta AF35-105 F3.4-4.5。1枚目の写真の撮影データは焦点距50mm、35ミリ版換算75mm、ISO100、F6.3、1/200sでした。また1枚目の写真はクリックして大きく見ることができます。