写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

巣材を持つ Great Kiskadee (グレート キスカディ)

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 中米B国の今は乾季で、毎日日差しの強い日が続いています。例年なら3月には咲くはずの、中米の桜と言われるピンクの花が、今年はなぜか4月9日の時点でも、ちらほらしか見かけません。今年は確かに例年になく寒い乾季ではあるのですが。
 今日の写真は、この国最大の都市の住宅地にある自宅敷地内で見かけた Great Kiscadee (グレート キスカディ)で、今巣作りの最中らしく巣の材料を口に咥えています。

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 彼らは日本のスズメのように、彼らの巣を人工物内に或いはその近くに造ります。例えば軒裏、雨樋、窓と窓の鉄格子の間や、道路に立つ電柱の上等です。
 彼らは大量の草を積み重ねて巣を作りますが、しばしばその造りが雑なことから、その様は、まるで枝に引っかかった川のゴミみたいに見えます。ですから遠くからでも彼らの巣は良く目につきます。
 それにしても、雨樋に造ると雨の日には水浸しになりますから、あまり良い場所とは言えず、またその家の住人にとっても雨じまいが悪く、迷惑なことなのです。もっとも誰もそれほど気にはしませんが。
 カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、35ミリ版換450mm、ISO400、F5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。