この中米B国は、最大の都市が海岸にあり、国際空港もそこにあります。その空港から最大の都市に向かう途中の景色が今日の写真です。
写真の川はこの国最大で、長く国境を越え、大きく小さく何度もうねりながら流れています。よって直線距離より実際の川の距離は非常に長く、両岸には広くジャングルを形成し、まさに熱帯の川といった様相です。
この辺りは都市部にとても近いのですが、景色はとてもそんな感じではなく、深いジャングルの見えます。それもそのはずで、対岸は開発が禁じられている保護区になっている部分があります。部分ではなく総て保護してもらいたいのですが。
ところでこの写真、手前の枯れた木の中から茎が出て、赤い花が咲いているのがお分かりでしょうか。下の小さな写真でその科部分を拡大しています。
これはこの国で最も一般的に見かける、とても立派な花をつけるランです。現在ここは道路の拡張工事でこちら側の多くの木が伐り倒されていますが、これもその一本です。日本では貴重なランですが、こちらでは誰も注目しないようです。
カメラはCanon Power-Shot S95。大きな写真の撮影データは、35mm版換算の焦点距離37mm、ISO200、F5.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。