この中米B国で、日本の夏に比べれば数は少ないのですが、ここは常夏ですから一年を通じて様々な昆虫を見かけます。でもなぜかセミを見かけません。
ここにはフライキャッチャーと呼ばれる、虫を主食にしている鳥が多いのですが、なぜかその餌となる昆虫の数は日本より格段に少ないような気がします。
今日の写真は、この国の最大の都市郊外で見かけた、オレンジ色がきれいなチョウです。チョウが日陰で、その向こうが日向で明るいため逆光になり、余計鮮やかに見えるのかもしれません。
でも、こんなに派手な色で目立っては、捕食される側にとって都合が悪いと思うのですが。昆虫の中には擬態や保護色で自身の姿を隠す種類もいれば、このように良く目立つ虫もいます。この目立つ色、考えられるのは相手に気付かせるための警戒色かもしれません。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換450mm、ISO400、F6.3、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。