中米のコスタリカでは、鳥好きの人なら誰もが憧れる、世界でも最も美しい鳥の一つとされるケツァールを見ることができ、その鳥を見たさにコスタリカを訪れる人がたくさんいます。
そのコスタリカのケツァールを見せる専門のバードウオッチングのガイドが言うには、実はケツァールよりトロゴンを見ることの方が難しいとのことでした。
でもそれはコスタリカに限った事であったのか、同じ中米の国であるベリーズでは、トロゴンを非常に多く見かけることができ、時には街中で見かけることも珍しくありません。
今日の写真は、このベリーズに生息する4種類のトロゴンの中では最もポピュラーな存在で、また体色が地味です。
上の大きな1枚は Black-headed Trogon (ベラックヘディッド トロゴン)のメスで、おなかの美しい黄色以外体色は黒く、それほどい印象的な姿ではありません。ところがオスは下の小さな写真の通り、おなかの黄色は勿論、背中の青色がとても美しく、森で見かけるとはっとするほどです。この青色、他の種類では見られない美しさです。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO500、F5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。