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α700 + Sigma DC50-200 F4.0-5.6 HSM

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 新しいレンズを入手すると、その性能を知ろうと試写をしますが、その結果を評価するために自分なりの基準を決めています。それは以下の通りです。
 解像力に関しては、対象が風景であれば遠景の木々がはっきり識別できること、人物であれば、今日の写真のように、おへそから上の上半身が画面に入る距離で撮って、眉毛が一本一本識別できることです。
 発色に関しては、人物の肌色が健康的に表現できることとしていますから、この場合の撮影対象は人物となります。
 さて4年前に試写した今日の写真のレンズですが、ズーム比は4倍と欲張っておらず、レンジは標準域から望遠側に伸びその最長が200mmで、更にHSM仕様と設計はそれほど古くありませんから、解像力は高いだろうと期待して入手した一本でした。
 試写の結果は、最初の逆光条件の撮影で解像力に大きな不満がありました。そこで2回目は今日の写真の通り、撮影条件の良い順光で試したのですが、それほどの改善は見られませんでした。

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 このレンズの性能、個体差なのか或いは中古で入手したことから何らかのトラブルがある可能性があります。でもそれは等倍にしなければ問題のないレベルです。
 発色に関しては特に問題はないと思います。この写真、暖色に大きく片寄っていますが、冬の午後3時頃の順光ですから、こういった色になっても特に問題ないと思います。

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 カメラはSony α700に、レンズはSigma DC50-200 F4.0-5.6 HSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離100mm、35ミリ版換算150mm、ISO200、F7.1、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。