トビは日本の最も一般的で代表的な野鳥で、同時に身近な猛禽の一種です。他方中南米ではこれに代わってハゲワシのコンドルが、市街地や郊外を問わず、いたるところで空を舞っており、地上の動物の死骸や残飯を狙っています。
その黒い体色のコンドルに比べれば、日本のトビは見た目が美しく、そんな美しい猛禽然としたたくさんのトビが市街地などの空を舞う光景に、海外からの人たちは驚くそうです。
私の住む岐阜市郊外の自宅周辺にも、たくさんのトビを見かけることができ、近所の散歩の際には、その美しく空を舞う姿をカメラに収めています。
先日いつものように散歩に出かけた際に、今日の写真のような光景に出会いました。このトビたちが群れて翼を休めている木は、大きな農園の中にあることから近づくことができず、アップで撮ることができません。彼らはそれを知っているのか、こちらを警戒することなく、終始のんびりした様子でした。
下の小さな写真は、この群れの中の一羽が割りと近くの木にいたことから大きく撮れた一枚です。本当に猛禽らしく堂々とした姿ですね。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSONY 70-300/4.5-5.6 G。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F6.3、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。