お正月3が日は割りと暖かかったのですが、その後は寒くなってきました。野山の鳥たちは元気に生きていますが、寒い夜はどうやって過ごしているのでしょうか。
ツグミたちは日本に冬鳥として渡ってきますが、これだけ朝晩が冷え込むと、どうせならもう少し暖かい地方まで足を伸ばして方がいいのではと思ってしまいます。彼らには羽があって空を飛ぶのですから、あと一日飛べばもう少し暖かい南に行けるはずです。
でも鳥たちってたぶんそんな行動原理を持っていないのでしょうね。渡り鳥は毎年同じ固体が同じ場所を訪れるそうですから、彼らは本能に従いその場所に渡っていくのだろうと思います。そこに生きていくだけの餌があればそれで十分なのでしょう。彼らは生活の向上を目指して、あれこれ悩むことはないのでしょう。
写真は、岐阜市近郊の自宅周辺の散歩コース上の、柿畑の中で見かけたツグミです。彼らは通常警戒心が強く、近付くのが難しいのですが、中には好奇心が強いのか、あるいはそこに去りがたい餌があったのか、それほど神経質に逃げな場合があります。今日の写真のツグミはそんな場面の一羽でした。
下の小さな写真は、上の大きな写真と同時に撮った中の一枚で、トリミング無しです。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO400、F6.3、1/640sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。