昨日のこのブログ上でご紹介したのは、冬の渡り鳥であるカシラダカで、オスに比べると体色が地味なメスでしたが、散歩中に見かけるカシラダカはそのメスの数が多いように思います。
いつも通りの自宅近所の散歩のある日、私が歩く散歩道の10mほど先の草むらのあちこちから、私が近づくのに気づいて、ぱらぱらとたくさんのカシラダカが飛立ちます。飛立ったカシラダカたちは、私の目の届かない藪の向こう側に逃れますから撮影のチャンスはありません。
ところがあるオスの一羽が、他の鳥たちとは一緒に飛立とうとせず、藪の中の地面を、それほど急ぐ様子でもなく歩いてるのを見つけました。そのオスに慎重に近づき撮った写真が今日の2枚です。
どうして彼は飛立たなかったのでしょうか。よほど警戒心が低いか、或いは飛立てない理由があったのかもしれません。この辺りには彼らにとっての天敵である怖いイタチが住んでいますから、十分に警戒して欲しいものです。
カメラはSony α77Ⅱに、レンズはSony 70-300 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO1,600、F5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。