中米ベリーズには主要な3つの観光資源がありそれらは、サンゴ礁の美しいカリブ海、全国に広がるピラミッドを主体としたマヤの遺跡群、そして熱帯雨林と湿地、およびそこに住む野生動物たちです。
熱帯雨林には温帯地方の日本では決してみられない美しい野鳥が多く生息し、これを見ようと世界中からバードウオッチャーが集まります。
エコツーリズムはコスタリカが有名ですが、ここベリーズも決して負けてはいません。コスタリカは国土の高低差が大きいことから生物の多様性に富んでいますが、野鳥の濃さについてはベリーズがコスタリカを上回っているのではと感じています。
コスタリカにバードウオッチングに行こうと計画されている方は、その次の目的地をベリーズにするのもいいかもしれません。コスタリカとは違った野鳥観察ができることと思います。
今日の写真は、ベリーズのジャングルの中にあるホテルに滞在している時に撮った Yellow-winged Tanager (イエロウウイングド タナガー)で、毎日部屋の前にあるバナナの木に来ていました。この鳥、こちらが心配するほど人間を恐れません。
カメラはSony α55に、レンズはMinolta AF70-300 Apo。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F5.6、1/160sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。