岐阜市近郊にある自宅近所を散歩しても、野鳥に出会う機会がめっきりと少なくなったこの頃ですが、昨日散歩から帰ってくると、自宅庭にホオジロが来ているのに遭遇しました。オスとメスのつがいで地上の何かをついばんでいます。野草の落ちた実でしょうか。幸い彼らはまだこちらの存在には気づいていない様で、エサ採りに夢中でした。
気づかれないように少しづつ近づき、とても身を隠せるほどではない、幹の直径が15㎝程の小さな桜の木の陰でカメラを構えますが、これでも鳥たちの目をごまかせるようで、彼らは私に気づかない様子です。
以前何かの本で読んだのですが、鳥が人間を認識するのは人のシルエットだそうで、よって、それがたとえ細い幹でも木の陰に隠れれば、鳥は人を認識しにくくなるのではないでしょうか。
幹から身を乗り出して撮影していると、最初にこちらに気づいたのはメスで飛び立ちましたが、オスはそれでもエサ採りをしていました。オスの方が警戒心が低いのでしょうか。