中米ベリーズは日本でほとんどなじみがない国ですが、欧米では中米唯一の英語圏ということもあるのか、特に北米から毎年多くの観光客が訪れます。
この国の観光資源はいろいろあるのですが、その中の一つに最近欧米でブームになっているバードウオッチングを楽しむために訪れる人が増えています。
ベリーズでバードウオッチングのメッカと言えば、6月5日の記事でもご紹介しましたが、今日の写真の舞台となっているクルックドツリー野生生物保護区で、毎年乾季には素晴らしい景観や野生のドラマを見ることができます。
乾季になって湖の水位が下がると、そこに住む魚を食べようと国境を越えてたくさんの鳥たちが集まります。その数たるや数えたことはありませんが、おそらく何万という単位です。
今日の写真のオスプレイ(日本名ミサゴ)も魚を狙ってここに集まり、空中でホバリングしながら狙いを定め、水中に飛び込む姿を見ることができます。大きな写真は今まさにそのホバリングの瞬間です。
下の小さな写真の2羽のオスプレイは番か、あるいは親子でしょうか、お互いが近くで狩りをしていました。
