今日の写真は、タムロンの創立50周年記念レンズの試写第二弾です。
前回はお寺の境内で、樹木に覆われた非常に暗い環境でしたから、今回はとても明るい場所を選んでみました。
場所は岐阜市近郊の農村地帯で、この日は梅雨入りにもかかわらず、からりと晴れたとても過ごしやすい気候で、空気も澄んでいたように思います。
この写真で最も気になるのは周辺光量落ちですが、24㎜からの高倍率ズームで24㎜の最広角側、絞りは解放、そして青空の入ったこの条件ですから、この程度で済んでいると大目に見てもいいのではと思います。実際に私はこの程度の落ちであればそれほど気になりません。
発色ですが、全く問題なく、大きな写真はオリジナルから後処理でわずかに暗くしてあり、下の小さな一枚は全くオリジナルのままです。
それにしてもこの写真が6月の梅雨の時期とは思えず、まるで秋の一日かのようです。それは澄んだ空気感と、背景にある色づいた麦のせいでしょうか。
でもやっぱり周りは緑が濃く、畑だけ実りの色というのは違和感有ますね。
撮影機材のカメラはSony α7Ⅱに、レンズは Tamron SP AF24-135 F3.5-5.6。大きな写真の撮影データは、焦点距離24㎜、35ミリ版換算24㎜、ISO320、F3.5、1/4,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。