今日の写真は、中米の国ベリーズでよく見られる、オレンジ色が鮮やかな美しい蝶ですが、残念ながら名前を知りません。
この国にはたくさんの蝶が生息していますが、意外にも普段の生活でそれほど多くは見かけません。多分日本の夏より見かける頻度は低いのではと思っています。
それに美しい蝶が多いというわけでもなく、意外に地味な蝶が多いように思いますが、でも熱帯地方特有の特徴でしょうか、擬態を持った蝶を見かけます。それは木の葉に似せてあったり、樹木の幹の色そっくりだったりします。
美しい蝶と言えば、世界一美しいといわれる輝くような青い羽を持った Morpho (モルフォ)蝶がこの国にもおり、郊外のより緑の多いところで時折見かけますから、こちらでは特に珍しいという種類ではありません。
写真の蝶はモルフォ蝶ほど神秘的な色合いではありませんが、鮮やかなオレンジ色は遠くからでもよく目立ちます。
この蝶、カリブ海の島国セントルシアやコスタリカでも見かけましたから、中米・カリブでは一般的な種類だと思います。
下の小さな写真は、この蝶が停まっていた花ですが、きれいな色ですね。
使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F8.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。