今日の写真は、中米の国ベリーズで捉えた Tropical Kingbird (トロピカル キングバード)で、この国では日常的に見られる最も一般的な種類のうちの一つです。
この鳥は、日本の雀と同様、人の住む近くで暮らし、私の知っている限り、人里離れたジャングルの中で見かけることはありません。
この鳥も、この国の他の種類と同様人をあまり恐れないため近くまで寄ることができ、その意味ではカメラマンにとってありがたいのですが、いかんせん数が多く希少性に欠けるのと、体色が地味であることからそれほど写欲の沸く対象ではありません。
ところで、この鳥を捉えた機材の性能ですが、これまでの一連のシリーズに比べ画質が非常に良くなったように思います。特に画像の先鋭度は素晴らしく、ピント精度、手振れ補正能力、レンズの解像度とどれも高レベルでバランスしています。 下の小さな写真の解像感をオリジナル画像でお見せできないのが残念です。
このボディとレンズ、画質に関してはこの後に出た後継機種と比べても遜色はなく、むしろ時には軍配はこちらに上がるのではないかと思うことがあります。
使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。