中米の国ベリーズは、国全体が平野で、山地は国土の3分の1以下しかありません。
平野の多くは標高が非常に低く、そのため湿地が多いのですが、雨期になるとその面積はさらに広がります。
この国最大の都市は海岸部にあり、それも岬の先端にありますから3方が海に囲まれ、市内のほとんどは標高50センチ以下しかありません。
このため市内のあちこちに水場があり、それが街中であっても野生生物が多い要因になっているのだろうと思います。
今日の写真の場所は、市内の住宅地にある自宅近くの売地ですが、ここも標高が低く、敷地の一部は常に水があり、沼のようになっています。
そこには30センチもあるような大きな魚を含む、カニやタニシなどたくさんの水生動物が生息しており、そしてそれを狙って多くの野鳥たちがここを訪れます。
今日の写真は、週末の日課としている自宅近所の散歩の際に撮った二枚で、緑の水草の中に立つシラサギが美しく、またその姿が水面に映り、とても住宅地とは思えないその風景に魅了されました。
下の小さな写真も同じ売地にいた別のの種類のサギです。
使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F9.0、1/1,250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。