写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

自宅で羽化したクロアゲハ

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 もう10日ほど前の話ですが、庭木として植えてあった夏みかんの木に、青虫がいるのを見つけ、殺すのはかわいそうだしどうやって処分しようかと思案していたところ、娘が虫かごの代わりに水槽に入れて飼い、羽化させることにしました。
 娘は帰省中であったので、さなぎになったところまでは見たのですが、羽化を見ることなく帰ってしまいました。それからしばらくして羽化したのが今日の写真です。

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 この蝶、羽化するまでどんな姿の成虫が生まれるのか知らなかったのですが、出てきたのはもっとも一般的なクロアゲハでした。岐阜市郊外にある自宅付近では、アゲハチョウよりもこのクロアゲハの方をよく見かけます。
 下の小さな写真はこのクロアゲハの幼虫ですが、擬態がうまいことから見つけるのに手間取ることがあります。この写真でも一瞬見失いそうになります。
 そしてその下の写真は、多分ですが、上の写真の青虫になる前の段階で、まるで鳥のフンのような姿をしており、これで敵から身を守っているのでしょうね。私も最初これを見つけたときは幼虫とは思いませんでした。

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 蝶は、いや蝶に限らず昆虫は卵から生まれ、何度も変身を繰り返しながら親の姿になっていくのですね。でも蝶のいない国で見たことがない人たちは、青虫がこの蝶になるといっても信じてもらえないかもしれません。
 多くの昆虫は、幼虫から成虫まで姿があまりにも大胆に変わり過ぎと思うのですが、もちろんそこにはそうであるべき必然の理由がある訳で、その自然の仕組みって、知れば知るほどに想像以上にすごいですね。

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 使用機材のカメラはSony α77Ⅱに、レンズは Tokina AF100mm Macro 。大きな写真の撮影データは、焦点距離100mm、35ミリ版換算150mm、ISO 400、F4.0、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。