今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅庭にいたバッタを撮った2枚です。この写真の機材はマクロレンズですが、さすがにズームレンズのおまけ的マクロとは画質が随分と違います。ピントさえ合っていればどこまでも細かく見えてしまいそうで、その精緻さに驚くばかりです。
むろんこの先鋭さはカメラ側の高画素センサーや手振れ補正機構の貢献も大きく、レンズ本来の性能を最大限引き出しているように見えます。でもレンズは多分この3倍の画素数でもびくともしないでしょう。
ところでこの写真のバッタ、秋を迎えだいぶ弱っているようで、手で触っても動こうとしません。よく見てみると、あるはずの触角が無く、2本とも根元から折れています。でもこれは写真を見て気づいたことで、肉眼だけでは多くのことを見逃しています。
今後ますます解像度を上げるこのカメラの発展は、科学をはじめ様々な分野で、これまで見えなかった世界を我々に見せてくれるかもしれません。
使用機材のカメラはSony α7Ⅱに、レンズは Minolta AF50mm F3.5 Macro。大きな写真の撮影データは、焦点距離50mm、35ミリ版換算50mm、ISO 500、F6.3、1/160sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。