今年は夏からこれまで雨が多く、散歩の機会が少なかったのですが、それに加えてこの時期は野鳥に出会うことは非常に少なく、ただ歩くだけというのが苦手な私は、ますます散歩に出る動機が少なくなっているこの頃です。
それでも雨の日が続いた晴れ間には家の中でじっとしておれず、カメラを持っていつものコースを歩きます。しかしながら鳥の姿は見えず、よって道端の花や虫に注意が行きます。
そんな中、近くをアオサギが飛び過ぎたことから、それを捕らえたのが今日の写真です。アオサギは体が大きいことから、少々遠くても撮ってみると意外とみられる写真になることがあります。この点はトビも同じで、野鳥が少ない時期にはありがたい被写体となってくれます。
ところで、近頃アオサギの数が増えているのではと思っているのですが、私の気のせいでしょうか。最近は大きなアオサギの鳴き声が、自宅近くの山林辺りから聞こえてくることがあるのですが、こんなことはこれまでなかったことです。
その鳴き声を聞いた時、ガチョウかなと思いましたが、後に飛びながら鳴くアオサギを見て、その声の正体を知りました。
野生動物が増えるのは歓迎ですが、人々の生活に影響がないことを願っています。というのも、兄の家の庭にある池の魚をアオサギが捕っていたそうですから、増えすぎるのはシカやイノシシと同じく問題の種になってしまいますから心配です。
使用機材のカメラはSony α77Ⅱに、レンズは Tokina AF100mm Macro 。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F9.0、1/1,250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。