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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 都市や郊外で出会う野鳥たち

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 今日の写真は、中米の国ベリーズの最大の都市ベリーズシティから車で20分ほどの郊外にある、都市に最も近いリゾートホテル周辺の道路端で見かけた野鳥たちです。
 この国は熱帯地方に位置し、国土のほとんどが平野で、雨が多いことから湿地と緑深いジャングルが多く、野生の生き物たちの宝庫となっており、国中のどこへ行ってもトロピカルな動植物に出会うことができます。

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 ベリーズシティの繁華街でさえもたくさんの生き物たちを見られるのですから、郊外は更に多くの生き物たちが生息しています。
 上の大きな写真は、この国で最も一般的なキツツキ Golden-fronted Woodpecker (ゴールデンフロンテッド ウッドペッカー)で、街路の電柱に巣穴を作り営巣します。この国の電柱は総て木製ですからこんなことができるのですが、初めて見たときは驚きました。頭の赤色が良く目立つ美しいキツツキで、これが街中に住んでいるのですから、それだけでも驚きです。

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 2枚目の写真は、この国で最も一般的な種類の、日本のスズメのような存在のシードイーター(種食い鳥)で、いつも草むらで集団で草の実をついばんでいます。オスとメスは体色が違い、これはメスです。
 そして3枚目は、熱帯地方の野鳥を代表するインコの仲間で、これもインコの中で最も数の多い種類です。このインコも街中で多く見かけ、繁華街近くでも彼らの好物の木の実がなる時期には集団で訪れる様を見ることができます。
 この国に住んでみると、人間と野鳥の距離の近さに驚き、感動し、そしてそんな関係にあこがれてしまいます。

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 使用機材のカメラはSony α57に、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。