昨日、今日と雨が降ったり止んだりのお天気で、もうすぐ紅葉が終わろうかという時に出かけることができず無駄な時間を過ごしております。明日は晴れるようですが、その後もぐずついた天候が続くことから、明日が紅葉撮影の最後のチャンスかもしれません。
さて今日の写真は、先日自宅近くの谷汲山華厳寺を訪れた際に撮った3枚です。既に何度もご紹介の通りこのお寺は、春の桜と秋の紅葉が有名な名所となっていることから、現在紅葉がなかなかの美しさを見せています。
どちらかと言えば、春の桜は山門の外の参道に多いことから春はそちらが美しく、山門をくぐった境内は、桜よりもみじが多いことから秋が美しいと言えると思います。もちろん参道にも多くのもみじが植わっておりきれいですが。
1枚目は、本堂の回り廊下から境内を見下ろした場面で、多くのもみじが紅葉しており、緑の中で美しいコントラストを見せています。
2枚目は、1枚目と同じ場所から同じ方向を撮っているのですが、手前に人物を入れてみました。この場合、人物の顔に露出を合わせていることから、背景のもみじの色が出ていません。この明暗差を解消して両者を美しく表現するにはストロボを使用するか、レフ版が必要になります。
3枚目は、1、2枚目と同じ紅葉を別の角度から逆光気味撮りました。何事も自然界の色を美しく表現するには逆光がいいと思うのですが、もみじがこれだけ紅葉すれば、1枚目のように順光でも十分に美しく映えますね。
使用機材のカメラはSony α7Ⅱに、レンズは Tamron SP AF24-135 Macro。大きな写真の撮影データは、焦点距離24mm、35ミリ版換算24mm、ISO 500、F5.6、1/200sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。