先日、雲一つなく良く晴れ渡った日に、岐阜市近郊にある自宅近くをカメラを持って散歩に出かけました。
根尾川には先週あたりから見ることができるようになった水鳥のマガモ、カワアイサを、いつもと同じ場所で見かけ、その日は近くにカイツブリもいました。
根尾川沿いの道が終わると、この辺りの名産である富有柿の畑を抜けるのですが、ここには2基の爆発音機が仕掛けられており、野鳥は一切見ることができません。
機械はプロパンガスを使った仕掛けで、5分間隔ほどでものすごい音で爆発します。これは無論柿を狙う野生動物除けで、その効果が表れているのでしょう、柿畑周辺に野鳥を見ることができません。でも一方で、野鳥はこの仕掛けがない柿畑に集まりますから、野鳥が集中する畑はたまったものではないでしょう。
集中と言えば、散歩コースの終わりころにカラスとトビが集まっている場所がありました。
今自宅近所では、田や畑の土をトラクターを使って起しているのですが、その時に虫やミミズが出るのか、それを餌にするカラスとトビが近くの電柱や電線に集まって待機しているのです。カラス、トビともそれぞれ10羽以上はいました。
今日の写真はその時に撮った2枚で、犬猿の仲であるカラスとトビがこうして同じ電線に停まっているのを初めて見ました。2者がこんなに近くにいたのですが、双方が争うような様子はありませんでした。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F6.3、1/160sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。