自分は地元の野鳥に関してはそれなりの知識があるものと思っていましたが、ところが実はそうでなかったことを近ごろ思い知らされています。
今現在住んでいる場所は、ここに住み始めて既に20年が経つのですが、しかしその大半は海外暮らしであったことから実質はトータルで3年ほどです。
その間に自宅周辺の野鳥を見ており、それらの種類は把握しているつもりでした。現在ベリーズから帰国して1年と3か月になり、この冬以前までの間に、私の野鳥リストには新たにルリビタキ、アオゲラが加わったくらいだったのです。
ところがこの冬、次々と新しい種類に出会っているのです。それはベニマシコ、ヒレンジャク、チョウゲンボウ、そして今日の写真のノスリです。
このノスリについては以前から時々見ていたのですが、少し変わったトビがいるなぐらいにしか思っていませんでした。でもトビにしては変と、どことなく違和感を感じていました。そんな折、今日近くで写真を撮る機会に恵まれたことから早速図鑑で調べました。
そしたらやっぱりというか、これまでうかつというか、それはトビではなくノスリと判明したのです。この両者の見分けは、大きさや体色が似ているため、遠くから見ているだけでは結構難しいと思います。
それにしても、このまま知らないで過ごしてしまうことなく、遅くではありますが気が付いて良かったと安堵しています。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 500、F4.0、1/250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。