岐阜市近郊にある自宅周辺の、日課にしている散歩コース上に、柿畑を突っ切る農道があります。岐阜のこの辺りは富有柿の産地で、あちこちに柿畑が広がっています。
現在1月の中旬を過ぎても、柿畑には収穫されなかった渋柿の実が木に残っており、これは野鳥たちにとって冬の大切な食料となっています。
この柿の実に集まるのはツグミ、ヒヨドリ、カラスなどで、多くの鳥が木の実をついばむことから、日に日に実の数が少なくなっていきます。
先日の雪の積もった日の散歩のとき、いつものように秋畑の中を歩きながら、残った柿の実にたくさんの鳥が集まっているのを遠めに見えたことから、これの写真でも撮ろうと柿の木に近づき始めた時、多くのツグミに交じって一羽の小さな鳥が目に入りました。
鳥たちを刺激しないようにと、柿の木の間をゆっくりと進み、1本の柿の木に身を寄せてカメラを構えてみると、小さな鳥は今日の写真の通りメジロでした。 これが今年初めてのメジロとの出会いです。
2枚目の写真はツグミですが、柿の木の枝に雪が残っているのが見えます。
3枚目の写真は散歩コースの、この日の朝に積もっていた根尾川沿いの雪景色です。既に多くの野生動物の足跡がたくさんありました。シカやイノシシ、キツネなどでしょう。小さな足跡はテンです。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F8.0、1/1,600sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。