岐阜市近郊にある自宅周辺は、濃尾平野から山間部に入る入り口にあたり、近くを根尾川という大きな川が流れています。この辺りの農産物は田ではコメを作っていますが、最近では他を麦畑に代えている農家が目立ちます。
そしてこの美濃地方の特産である富有柿の柿畑も多いのですが、最近では後継者がいないとのことで、柿の木が切られているのを多く見かけます。
岐阜市中心部から30分という近さで、大垣からは樽見鉄道が運行されているにも拘らず、ここでも人口減少と高齢化は深刻な問題となっています。もうしばらくするとこの辺りはシカとイノシシ、サルたちの野生の王国になるのかもしれません。
こんな土地ですから自然は周りに溢れ、それを甘受する多くの野鳥たちが生息しており、毎日の自宅周辺の散歩で見かける鳥たちの種類の多さに、近頃やっと気づき始めています。でもまだ中米のベリーズなどの熱帯地方に比べると、日常で野鳥を見かける機会は日本の方が圧倒的に少ないのです。これはやはり食料の豊富さに拠るのでしょう。
さて今日の写真ですが、今期の冬場にはなぜか平年に比べて見かける機会の少ないシメです。通常冬には群れでいつでも多く見かけるのですが、今年はなぜかこれまでに群れでなく単体で3回ほどしか見ていません。何か原因があるのでしょうか。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F4.5、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。