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ベリーズ 背景は貴重な歴史遺産

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 中米の国ベリーズは、日本ではなじみがほとんどなく、国名と位置が合致する人は少ないと思います。
 というのも、この国は国土や人口が小さいためにニュースの話題に上ることが少なく、日本とのかかわりもほとんどありませんから知る機会がないのです。
 国土面積が日本の四国程度、その割には人口は36万人と極端に少ないことが特徴的なのですが、それゆえに国の開発は遅れています。しかしだからこそ自然が多く残る野生の国でもあるわけですが。

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 その豊かな自然もさることながら、この国には、かつてこの地域で栄えたマヤ族が残した文化遺産が多く残っており、産業の乏しいこの国にとって、貴重な観光産業の資源となっているのです。
 写真はこの国最大の都市、ベリーズシティに最も近いマヤ遺跡のあるアルツンハ公園内で、車で1時間ほどの距離にあり、カリブ海をめぐる大型クルーズ船が寄港する日には多くの観光客が訪れます。
 アルツンハ公園内には複数のピラミッドがあり、それらのほとんどはきれいに復元され、そのどれにも頂上に登ることができます。
 紀元前の人類が残したピラミッドに直接触れられるのはとても貴重で興味深い体験です。こういった歴史遺産は造れるものではありませんからとても貴重ですね。
 1枚目の写真は高いピラミッドの上から、隣の低いピラミッドを背景にしたもので、2枚目はその高いピラミッドの頂上で撮ったものです。

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 使用機材のカメラはSony α57、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離55mm、35ミリ版換算82mm、ISO 400、F9.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。