今日の写真は、岐阜県本巣市北部の山間部にある根尾地区の、根尾川に架かる鉄橋で、白く雪化粧した能郷白山、別名権現山を背景にして走る列車が旅情を誘います。
この根尾地区には日本三大名桜と言われる淡墨桜があり、満開前後には遠く県外からもたくさんの観光客が訪れます。
この写真を撮った4月13日は既に淡墨桜の花は散っており完全な葉桜で、見事な花を見られなかったのは残念でしたが、1500年と言われる歴史を刻んだその樹体を見るだけでも、ここを訪れる価値はあると思わせる迫力があります。
樽見鉄道は、大垣から根尾樽見までを1時間10分で結び、その間に根尾川渓谷の景観を楽しむことができ、終点樽見からは淡墨温泉に無料のバスが出ています。時には山間の温泉で体を癒すのはいかがでしょうか、ゴールデンウイークのおすすめコースです。
2枚目の写真は終点樽見駅で、根尾地区最大の集落にあり、ここから淡墨桜までは素朴な田舎道を歩いて20分ほどです。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離32.4mm、35ミリ版換88mm、ISO 400、F8.0、1/1,250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。