岐阜市近郊にある自宅の周辺では、野山の木々が芽吹き、既に若葉がこんもりと茂る木が多くなっています。こうなると野鳥の声は聞こえても、その姿を見るのは相当に難しくなります。それに冬鳥たちは既に北に帰ってしまっています。
日課にしている自宅周辺の散歩で野鳥に出会う機会はぐっと減り、めぼしい楽しみと言えばキジとの遭遇くらいですから、その分道端の草花に注意が向きがちです。
今日の写真はそんな4月27日の散歩で見かけた道路脇の花と虫たちですが、秋のコスモスに来るミツバチの写真に比べて、春はコスモスの色彩に匹敵するほどの花がなく、その分寂しい気がします。
そんな中で、ハルジオンは虫が多く集まる春の花として健闘しており、自然と昆虫写真としてはこの花が多くなります。中でもピンク色の強い花は写真が一層映えます。
1枚目はハルジオンとミツバチ、2枚目が葉の上の、これはシジミチョウの仲間でしょうか。そして3枚目がハルジオンとカナブンです。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F5.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
このカメラ、望遠で素晴らしい能力を発揮してくれますが、接写でもそれに負けないような素晴らしい画質を見せてくれます。