写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ とてもキュートな Mangrove Swallow (マングローブ スワロー)

f:id:photolifenet:20180509204723j:plain

 中米のベリーズに住んでいた頃、自宅はこの国最大の街の住宅地にあり、そこから車で20分ほども郊外に向けて走ると、既に農場などに開発されてはいますが、所々に深いジャングルが残っているところがあります。
 それはこの国最大の河川であるベリーズ川沿いで、雨期になると水かさが増して水没するといった、年間を通して湿地のような場所ですから、簡単には開発できないような事情に依るようです。

f:id:photolifenet:20180509204732j:plain

 そんな湿原のような場所に架かる橋から、今日の写真の Mangrove Swallow (マングローブ スワロー)が羽を休める場面を見ることができます。このツバメ、都市部では見られません。
 この緑色が美しいツバメは、その姿や動作がかわいらしく、いつまでも見ていたくなる野鳥の一つです。
 この湿原では橋の上からツバメだけではなく、様々な野生動物を見る機会が多く、ここで必ず車を停め、橋の上から周りを観察します。
 これまでに川面を泳ぐクロコダイル、空中に停止し魚を狙うミサゴ、岸辺の枝に停まるカワセミ水草の上を歩くジャカナ、高い梢で獲物を探すバットファルコンなどに出会いました。

f:id:photolifenet:20180509204746j:plain

 そしてここから更に2㎞ほど奥に行くと、ベリーズ川に架かるもう一つの橋に出るのですが、そこに近い岸辺に大きな樹があり、そこにたくさんのイグアナが休んでいます。その数は多い時に20は優に超えます。
 それらのどれもが巨大で、3枚目の写真はその中の一匹です。こんなのがあちこちにいるのですからベリーズの自然は素晴らしいとつくづく思います。

f:id:photolifenet:20180509204701j:plain

 使用機材のカメラはSony α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F7.1、1/800sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。