5月半ばともなると野山の木は若葉に覆われ、見通しが効かなくなってきます。
この時期は野鳥たちの繁殖の最中ですから、親鳥たちのエサ捕りのための動きが活発で、彼らを見かける機会が多いはずですが、繁った葉で視界が遮られ、実際には鳥の姿を見つけるのが困難となっています。鳴き声は聞こえても写真に撮ることは困難な時期なのです。
こうなると、岐阜市近郊にある自宅周辺の散歩で、鳥がそこにいるのは分かるのですが、なかなかうまく撮れません。ですから視線は自然と見えるものを探すようになります。
そうして目についたのが今日の写真の花とミツバチです。花はこの時期どこでも見かけるハルジオンで、野草ながら薄いピンク色と黄色の組み合わせががきれいです。それにしてもこの花の繁殖力はすごいですね、どこにでも咲いています。
写真のミツバチは小さな虫ですが、その虫の細部まで非常にきれいに捉えているこのカメラ、600ミリの望遠から接写までこの品質でこなすのですから、普段持ち歩くカメラとして文句なしです。
1枚目は中央をトリミングしたもので、2枚目は更に大きくトリミングしています。どうですかこの解像度、文句なしです。
3枚目がトリミングなしの撮ってだしの大きさです。いずれの写真もシャープネスはかけていません。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F6.3、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。