岐阜市近郊にある自宅近くを散歩していると、四季それぞれの特徴的な風景や植物、動物を目にします。
秋の紅葉に彩られた野山や、赤い彼岸花の咲く小道は、何物にも代えがたい日本の故郷そのものを想起させ、冬の雪景色の中では、餌を探す多くの生き物たちに出会うことができます。
春になると桜が一斉に咲き始め、厳しかった冬を過去の思い出にしてくれます。そして初夏、あちこちの草や木々が花をつけ、ああこんな花もあったのだと改めて植物の多様さに毎年驚きます。
今日の写真は、今年6月6日に撮った自宅周辺の散歩コース上にある木で、木いっぱいに白い花をつけていますが、こんなに咲いて、これの蜜を余すところなく集められるだけのミツバチや虫がいるのだろうかと、変なことを心配してしまいます。
この花をつけている木は、冬にイカルやカワラヒワが餌探しの合間に一服する場所で、これまで多くの彼らの写真を撮りました。アオゲラやヒレンジャクが来たこともあります。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 500、F4,0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。