岐阜市近郊にある自宅周りは里山的な農村地帯で、山に挟まれた僅かな平野の中央を根尾川が流れ、柿栽培が盛んなのどかな田舎です。
お天気さえ良ければ、望遠レンズをつけたカメラを持って自宅周辺を散歩するのですが、そのコースは決まっており、割と変化に富んでいます。
そのコース上の一部に、ほとんど使われなくなった広い農場の脇を通る場所があり、ところどころ倒れたり穴が開いていたりしますが、周りはフェンスで囲われています。
その農場の中に大きな木が何本かあり、冬になるとそれらの木に沢山の野鳥が訪れます。種類はイカル、カワラヒワ、ツグミ、キジバト、シメ、トビなどで、時々ノスリも見られます。
雪の降る日などにイカル、カワラヒワが大群で休むことが多く、時にはその数が100羽以上になることがあります。
今日の写真は今年の1月2日に撮った2枚で、イカルたちが停まっていたこの木は、散歩コースから一番遠い位置であったため、トリミングしてもこの程度の大きさですが、近い位置の木であれば迫力ある写真になります。
散歩コース上に、こうした野鳥撮影定番のポイントがあるのは楽しみなことですね。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換600mm、ISO 400、F4.0、1/320sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。