昨日のこのブログ上で、自宅近くの谷汲山華厳寺参道にある伝統的日本家屋の家並みを話題にしましたが、その際に小京都と呼ばれる古い町並みが人気の飛騨高山に触れました。
岐阜県は飛騨の大工に代表される匠の技が生きていることで有名ですが、高山に限らず日本家屋の古い町並みは他にもたくさんあります。
今日ご紹介するのは、岐阜市近郊にある自宅から車で1時間ほどの距離にある、美濃市のうだつのある街並みで、1枚目の写真にある通り、素晴らしく美しく保存されており、もちろんこれらの家は今でもお店や住居として使用されていますから、単なる飾りではありません。どうですか、この美しい町並み。まるでおとぎの国ですね。
これらの家々の詳細については、4枚目の写真にある通り、家の入り口横の壁にこのような案内板が設置されており、歴史や背景が分かりやすく説明されています。
中には江戸時代中期!に建てられた家もあり、その歴史の長さと保存具合の良さに驚かされます。人々の家に対する愛情を感じるところですね。
このような伝統的な町並みは二度と造ることができず、また木造であるがゆえに火事に対して脆弱です。この貴重な文化遺産を守ることはとても重要なことだと思いますから、行政も一緒になって保存に取り組んでいただきたいと思っています。
使用機材のカメラは RICHO GR DEGITAL 2。大きな写真の撮影データは、焦点距離5.9mm、35ミリ版換算28mm、ISO 100、F 6.3、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。