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ベリーズ 対岸のジャングル

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 中米の国ベリーズは、国土の7割ほどが平野部ですが、その割には開発は進んでおらず、今でも多くの自然が残されています。しかしそれらに問題がないわけではなく、不法な伐採や密猟は残念ながら頻繁に行われており、ジャングルが無残に切り開かれているところがあり、森林破壊が心配されています。

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 さて、国土が日本の四国ほどと、それほど広く無いベリーズですが、この国最大の河川であるベリーズ川は、グアテマラ国境から平野部を蛇行しながら流れ、雨期の降雨量が多いことから水量の多い大河となっています。
 今日の写真は、年に一度行われるベリーズ川を4日かけてカヌーで下る競技で、この国では最大のイベントの一つとなっており、その先頭集団をベリーズ市の入り口付近で捉えたものです。

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 この辺りは、ベリーズ国際空港からベリーズ市内へ向かう道路と平行に流れている部分で、車内からこの景色を眺めることができます。
 対岸はご覧の通り深いジャングルになっており、多くの野生動物が生息しています。このジャングルが私有地なのかどうか知りませんが、面積は広大で、日常的に人が入っている様子はありません。
 ベリーズ市の近くにこんな素晴らしいジャングルが残されているのですから、観光資源として活用すれば素晴らしいスポットになると思うのですが。無論自然破壊には十分注意しながら。

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 使用機材のカメラは Sony α57、レンズは SONY DT 55-300mm F4.5-5.6。大きな写真の撮影データは、焦点距離55mm、35ミリ版換算82mm、ISO 400、F9.0、1/1,250sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。