日本人にとってトビは見慣れた身近な野鳥で、私の自宅周辺の上空でもいつも優雅に舞っているのが見られます。でもトビが食事をしているのをこれまで見たことがなく、いったい彼らは何を食べているのかといつも不思議に思っています。
空高く舞うトビたちは、たぶん自分で狩りをしないのでしょうから、高い位置から地上の餌を探しているのでしょうが、それで見つかるのかと他人事ながら心配してしまいます。でも実際にトビたちはたくさん飛んでいますから、彼らが生存していけるだけの餌が地上にあるのでしょう。
以前、トビたちが空中で虫を狩る場面に遭遇したことがあり、その様子を写真に撮ってこのブログ上に掲載したことがありますが、虫がいるのは一時期だけのはずですし、冬に虫は飛んでいません。雪が積もっている日には何を食べているのでしょうか。
そういえば以前に、京都の河原で人が持つハンバーグなどを横取りするトビがいるのを知りましたが、おとなしそうなトビでも、時には大胆なことをするなと思ったことがあります。さすが猛禽、面目躍如といったところでしょうか。
今日の写真は、岐阜市近郊にある自宅周辺の散歩の際に見かけたトビで、かなり近くから撮影することができました。やっぱり猛禽、なかなか精悍で格好いいですね。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 8.0、1/2,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。