今日は昨日の、谷汲山華厳寺で行われた旧車ミーティングの話題の続きです。
写真は当日とても印象に残った、1966製のトヨタスポーツ800で、会場では2台の出展がありどちらも素晴らしいコンディションだったのですが、一方はシルバー色で少し地味でした。
それに対し、こちらは目の覚める様な赤色で、それがこの車のキャラクターによく似合っており、来場者の誰もが足を止めて見入るだけの人気がありました。
エンジンは空冷水平対向2気筒800㏄の非力なエンジンですが、軽量ボディと空気抵抗の小ささから最高速度は155㎞／hに達したそうです。確かに流麗で魅力的なかたちをしており、この形こそがこの車の最大の特徴だと思います。
こんな52年前古い車にも拘らず、当時のデザインセンスは素晴らしいと思いますし、外国でもこれに勝る魅力的な車はそうは多くなかったと思います。現在、若者の車離れとか言われていますが、こういったハイセンスな車を作れば売れると思うのですが。
オーナーはこういった古い車のメンテナンスは苦労されていると思いますが、必ず劣化するゴム類関係はどうしているのでしょうか。メーカーが責任もって再生産してくれることを祈っています。
使用機材のカメラは Panasonic Lumix FX60。大きな写真の撮影データは、焦点距離4.8mm、35ミリ版換算27mm、ISO 80、F2.9、1/60sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。
