中米の国ベリーズに住んでいた頃、自宅はこの国最大の都市ベリーズシティの中心部から、車で15分ほどの住宅地にありました。
自宅周辺は、国道沿いにスーパーなどの商業施設が並び、その他は、やはり国道沿いに建つマンション以外は低層の住宅で、高い建物は数えるほどしかなかったことから見通しの良い場所でした。
自宅のタウンハウスの自室は2階の東側に面しており、そこに広いバルコニーが付いていましたから、部屋からも視界は良かったのですが、バルコニーからは更に良く、ここから道行く人たちの様子や、空を飛び過ぎる野鳥たちを眺めるのが好きでした。
更に眼下の道路沿いの側溝や、道路の向こう側にあった空き地に、魚やタニシを狙う野鳥が良く来ていたことから、彼らをカメラで狙うのも楽しみでした。
そして朝の楽しみだったのは、毎朝違った色模様を見せる朝焼けでした。時には旭日旗のようであったり、こんな色になるのかと思うような鮮やかな赤い雲であったり、黄金色に輝く空も魅力的でした。
私は夕焼けの美しさはこれまで何度も見てきて知っていましたが、朝焼けも全く同じように美しいのだとこのベリーズで知りました。
使用機材のカメラは Fujifilm Finepix F60fd。大きな写真の撮影データは、焦点距離8mm、33ミリ版換算37mm、ISO 200、F5.6、1/45sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。