岐阜市近郊にある自宅から、車で20分ほどの距離に生き仏のミイラで有名な谷汲山横蔵寺があります。このお寺はミイラと共に紅葉がきれいな寺としても有名で、秋のシーズンには沢山の人が訪れます。
このお寺で、この時期を題材にした紅葉の撮影ポイントはいくつかあり、その中の一つで、いつもカメラマンが三脚を据えているのが、駐車場から見上げるお寺に続く赤い橋です。この古風な橋の周りにたくさんのもみじが植わっているため、美しい構図と色で撮ることができるのです。
今日の1枚目の写真がその橋ですが、その橋全体を構図に入れた定番の撮影ポイントには多くのカメラマンがいたことから、そこからの撮影をあきらめ、別の角度から橋の欄干を入れただけのものにしました。
とにかくこの日は木曜日という週日にも拘らず、観光バスでの団体客もあったりと沢山の人出であったため、他の人の迷惑にならないようにとの気遣いから、写真撮影は思うようにできませんでした。
2枚目の写真は、山門に続く景色で、ここが最もモミジの美しいポイントの一つなのですが、既にそこのモミジは盛りを過ぎ葉を散らしていました。3枚目の写真がその散ったモミジの葉が地面を赤く染めているシーンです。
境内にはまだ緑色のモミジもありましたが、大方は葉を散らしており、最も美しい時期は過ぎたなといった印象でした。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離15.7mm、35ミリ版換算43mm、ISO 400、F 3.2、1/100sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。