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カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

日本 背景は谷汲山華厳寺参道の並木道

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 岐阜市近郊にある自宅から、車で10分ほどの所に日本最古の観音霊場「西国三十三所観音霊場」の第三十三番札所で結願・満願のお寺として知られ、春の桜、秋の紅葉の名所として有名な谷汲山華厳寺があります。
 春と秋のシーズンはもちろん、夏の盛りの暑い日にもここを訪れ、深緑の中で涼むのもまたいいものです。一方で、お正月三が日は参拝客が多く、日によっては境内の外まで行列ができるほどですから、よほど暖かい日でない限りこの間の参拝は避けた方がいいかもしれません。

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 写真はまだ残暑の厳しい9月に撮影したものですが、桜ともみじが交互に植えられた並木の参道を、両側に並ぶ茶店や土産物屋を覗きながら歩くのはなかなか楽しいものです。
 全国にお寺は多いのですが、人口の少ない田舎でこうした長い参道を持ち、その両側にお店が並ぶのは京都、奈良以外にはそう多くないと思いますから、この華厳寺は貴重だと思います。

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 背景の参道を彩る美しい緑と古い日本の町並み、時代を感じさせる街灯などの演出で、このお寺はとてもフォトジェニックな場所となっています。2枚目が階段下から見上げた本堂、3枚目が山門の境内側です。
 カメラは発売時から爆発的に売れた今となっては古い機種で、当時のカメラは他のどれもそうでしたが、光量が少ない所では発色に不満が残りました。でもボディの剛性感やピントの確かさはさすがと思えるニコンの逸品です。

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 撮影機材のカメラは Nikon D200 に、レンズは Sigma 18-125mm f3.5-5.6 DC [IF]。大きな写真の撮影データは、焦点距離34mm、35ミリ版換算51mm、ISO 100、F4.2、1/125sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。