先日12月12日に、岐阜市近郊にある自宅周辺を散歩した際に見かけた、南天の実をついばむヒヨドリが今日の写真です。
南天は濃い緑の葉を持ちながら赤い実をつけるため、そのコントラストが美しいのですが、しばらくすると木の葉もやはり赤く紅葉し、その色がまた美しいのが特徴です。更に雪が降るとまたその赤色が雪の白に映えて一段と引き立ちます。
その南天の実を食べるのがヒヨドリですが、この鳥は南天だけにしておいてくれればいいものを、彼は桜の花の蜜を吸い、サクランボ、グミ、柿とあらゆる果物を好物とすることから、自宅庭でそれらの木を育てている私にとっては大変な厄介者なのです。
といって彼らに罪があるわけではないのですが、その姿や振る舞いにそれ程の魅力は感じず、くわえて庭木の実を荒らすことから、あまり好きな鳥ではありません。
でも今日のこの写真の中のヒヨドリは、彼も自然の中に生きる野生の一員であることを誇示しているような気がします。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 4.0、1/400sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。