中米の国ベリーズはユカタン半島の付け根に位置し、南北に長い形状で国土面積は日本の四国ほどです。東側はカリブ海に面して長い海岸線を持ち、沖の遠くまで遠浅の海が続きます。
この遠浅の海は世界第二位の規模と言われるサンゴ環礁があり、この国の貴重な観光資源で、世界中から多くの観光客が訪れます。
今日の写真は本土からそれほど遠くない沖合に浮かぶアンバーグリス島で、この国で人が多く住む2つの島のうちの一つです。この島は観光地化され、海岸線には多くのホテルが建ち並び、街の中心部から遠ざかるにつれて多くが欧米人がオーナーの別荘が多くなります。
街の中心部の近くあっても海岸の海の水の透明度は高く、写真でもお分かりの通り、砂はサンゴが砕けてできたもので目が痛いほど白く、沖をサンゴ環礁が取り巻くため波は静かで、風に揺れるヤシの木の緑と空の青、そして白いヨットと、その美しさは目をみはるばかりです。
2枚目の写真の通り海岸には様々な野鳥が群れ、水中には熱帯魚が泳ぐ様を岸から見ることができます。
この島はこの国最大の都市ベリーズシティから乗り合いボートで1時間半の距離ですから、毎週末に気軽に訪れることができます。そんな場所にこの世の天国と思えるような島があるのですからうらやましい限りです。
使用機材のカメラは Sony α55、レンズは Sony DT18-200。大きな写真の撮影データは、焦点距離18mm、35ミリ版換算27mm、ISO 400、F11.0、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。