今日は12月22日、昨夜からの雨は朝には上がったのですが、厚い雲が垂れ込め暗い日でした。この状態ではいつまた降り出すか分からず散歩を控えていたのですが、昼を過ぎてからやっと陽が射し始めました。
早速カメラを持って散歩に出かけ、まだ水を含んで濡れた草のある根尾川沿いの河原道を歩くと、カシラダカやホオジロがすぐ近くから飛び立ちます。彼らは保護色で発見が難しく、動いて初めてそこにいたと分かるのです。
そうして河原の道が終わる大きな樹がある並木までくると、高い枝にこれまで見たこともない鳥が停まっています。カラスより小さく鳩より大きいのですがよりスマートで、垂直に近い姿勢で佇んでいます。
もしかしたら猛禽?。そう直感して慎重に近づき、撮ったのが今日の写真で、これはハイタカです。これまで空高く飛んでいる姿を見たことはあったのですが、こうして間近で見るのは初めてです。
彼は私が下にいることは気づいていたと思うのですが、それほど気にする様子はなく、長いことあちこちを眺めていました。私はその間、少しづつ移動しながら沢山の写真を撮ることができました。
彼はしばらくして飛び立ち、根尾川の対岸の方向に大きく円を描いて飛び、元の場所に近い林の中に姿を消しました。その飛んでいる場面を撮ったのですが、ピントが合わず、ボケボケになったのが3枚目です。背景には対岸の集落の民家が写っています。
去年の暮れにはチョウゲンボウに出会い、今年はハイタカですから、まだ少し早いのですが、良い年を迎えられそうな気がします。
使用機材のカメラはSony Cyber-shot RX10 Ⅳ 。大きな写真の撮影データは、焦点距離220mm、35ミリ版換算600mm、ISO 400、F 7.1、1/1,000sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。