もうすぐ夏が終わろうというこの時期に桜の話題は季節外れですが、昔の写真を眺めていてその美しさに改めて気づかされたことからここに載せます。
岐阜市近郊にある自宅から、車で10分ほどの所に西国三十三番満願霊場として有名な谷汲山華厳寺があります。このお寺、今年日本遺産に登録されました。
このお寺の観光シーズンは新年の初詣はもちろんですが、春の桜と秋の紅葉の頃で、両者とも知っている私としては、どちらも甲乙つけがたい美しさと魅力を持っています。
このお寺が他と違うのは、何といっても山門までの長い参道の両側に多くのお店があることだろうと思います。それらは昔ながらの日本家屋が並び、茶店のような休憩ができるおでん屋だったり、川魚や山菜料理が楽しめる料理屋、土地の山菜や果物、花を売る店、そして土産物屋や旅館などで、それらを見ながらの歩きは楽しいものです。
それに桜や紅葉のハイシーズンは参拝客が多いことから参道や店が賑わい、その雰囲気もまた楽しめます。
今日の写真の一枚目は、長い参道の終わりにある山門の前で、こんな田舎にと思うほどの立派な建築物に、華やかな桜の花が日本の典型的な春を演出しています。
2枚目は山門の手前100mほどの場所で、花のアーチがよく分かります。
3枚目は山門前での記念写真です。これらの撮影日は4月の12日で、この日がおそらく満開でした。でも開花時期は毎年違うことから、遠くから訪問される場合は谷汲役場などに確認するのがいいかと思います。
因みに車で起しの方で初詣以外は、広く取られている駐車場に余裕があると思います。
使用機材のカメラは SONY α7Ⅱ、レンズは Minolta AF24-105 F3.5-4.5。大きな写真の撮影データは、焦点距離70mm、35ミリ版換算70mm、ISO 200、F9.0、1/400sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。