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日本 隣の栗畑を訪れる冬の野鳥たち

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 岐阜市近郊にある自宅の位置は、平野部から山間部に変わる境目であり、近くを下流揖斐川と名前を変える根尾川が流れ、その両側に田畑が広がっています。
 そんな緑の多い環境の自宅の隣には栗畑があり、夏は葉が濃く茂るのですが、冬になると落葉しますから、この畑に野鳥がやって来ればすぐにわかります。

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 と言うのもこの畑は自宅の和室に面しており、窓を通して畑の木々をいつも見ることができるため、私は暖かいこたつに当たりながら、その様子を観察しているからです。
 この栗畑に、冬に一番多く訪れる野鳥はカラ類で、中でもエナガはほぼ毎日見ることができますし、そのエナガの群れに混じってシジュウカラもよく見かけます。
 今日はそのカラ類以外で、ここでよく見かける野鳥たちをご紹介します。
 1枚目はジョウビタキのメスで、この鳥もほぼ毎日見かける種類ですが、なぜかメスが多く、オスに出会う機会はそれほど多くありません。手元の図鑑に拠れば冬は単独行動だそうですから、縄張りが関係しているのかもしれません。でも春の北への渡りに時期にはつがいになっている組も多いそうです。

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 2枚目はシロハラで、この種類もほぼ毎日のように訪れます。彼は盛んに落ち葉をくちばしでくわえて投げ飛ばしながら、その下から現れる餌を探します。ニワトリは足で邪魔物を蹴とばして餌を探しますが、シロハラは決して足を使いません。
 ニワトリは常に地上を歩いていて足が強く、力があるのでしょうね。シロハラにはできない芸当かもしれません。

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 3枚目はモズのメスで、彼女もほぼ毎日ここを訪れる常連です。時々どこかで虫を捕まえてきて、枝の上でそれを食べています。モズは時にはメジロまで襲うそうですから、小さな猛禽と言っていいかもしれません。
 4枚目は姿が美しいキジバトで、彼らも2羽以上でほぼ毎日この畑に現れます。この畑は林と農地の間にあることから、どちらに向かうにしても一服するにはちょうど良い位置なのかもしれません。

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 使用機材のカメラは SONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 1,000、F5.6、1/500sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。