写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 花に集まる Black-cowled Oriole (ブラックカウルド オリオール)

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 中米の国ベリーズは、熱帯地方に位置していることから日本の温帯気候とは全く違う動植物を見ることができます。生活の中でそれを最も強く感じるのは、マーケットなどに並べられている果物の種類とその値段です。
 マンゴやバナナは日本のお店でおなじみの果物ですが、その値段に驚きます。通常ベリーズではバナナ8本やマンゴ8個でで50円、大人がやっと持てる程の大きなスイカが400円、ジュースがたっぷり詰まったココヤシの実が50円で、これを実から直接飲めるように、目の前で穴を開けてるサービス付きです。

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 私の大好物は、日本ではほとんど見かけないグアバとライチ―ですが、これは出回る季節が限られていることから見逃さないように注意する必要があります。
 果物と共に花もまた日本では決してみられない変わったものがたくさん見られますが、今日の写真に登場しているこの赤い花もその一つです。
 この花は雨期の始まる直前に一斉に咲き始めるのですが、内部に蜜をたくさん持っているようで、様々な鳥がこの花に集まってきます。

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 今日の写真の Black-cowled Oriole (ブラックカウルド オリオール)やこれの近種のボルチモア オリオール、フーデッド オリオール、オーチャード オリオールなどに加え、キツツキやインコまで集まってきます。
 この写真の木は庭木で民家の庭先にありますが、鉄条網でできたフェンスのすぐ近くにあることから、蜜を吸う鳥たちに十分近づくことができます。でも彼らは人を警戒することはほとんどありませんから大きくカメラに納めることができます。

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 またその民家にはこの木だけでなく、他にも花の咲く木が植わっていることから、次から次へと騒々しいくらいに鳥たちが訪れます。
 4枚目の写真は、鳥たちが集まっている木のある民家ではなく、その近くの一軒ですが、ヤシ科の木があることから、ここが南国であることを感じさせます。
 手前に見えている道路はベリーズシティから国際空港、更にはメキシコ国境を結ぶハイウエイと呼ばれる幹線道路です。それでも路肩はこんな状態ですが。

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 使用機材のカメラは Sony α57、レンズは Sony DT55-300。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 400、F5.6、1/500sでした。また、大きな写真はクリックして更に大きく見ることが出来ます。