写真紹介 on Line

カメラと写真を楽しむ豊かな生活、そして鳥が大好き

ベリーズ 巨木のそばの Squirrel Cuckoo (スクゥオール カックー 日本名リスカッコー)

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 中米の国ベリーズの最大の都市であるベリーズシティから、車で1時間ほどの距離にクルックドツリー野生生物保護区があります。
 この保護区はラムサール条約に加盟している湿原で、川が広がったような湖があり、乾期になって湖の水位が下がると、国境を越えて周辺からたくさんの水鳥が集まり、その数は数万数十万に達し、野生の一大パノラマを見せてくれます。
 その光景はまさに壮観で、これを見るために世界中から観光客がここを訪れます。でも水鳥たちが集まるシーズンは短く、それが過ぎると保護区から観光客が消え、寂しい地方の田舎になってしまいます。

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 湖に囲まれるように1,000人ほどの集落があり、海外からの観光客が利用できるホテルが2軒あるのですが、それ以外の観光業は特に見られず、数隻の観光用ボートと数人の観光ガイドがいるだけです。
 でも集落の中を歩いてみると、シーズン以外にも楽しめる要素がいっぱいあることに気づきます。
 集落の中にあちこちに大木がたくさん見られるのですが、ある一角に特に巨木が集まっており、それらの木の幹の太さ、枝の広がりなど、その大きさに驚かされます。

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 その巨木のそばに立つと、上方から様々な鳥たちの鳴き声が聞こえ、沢山の鳥たちがこの木に集まっているのが分かります。
 3枚目の写真の背景に写っているのが、ある一角に集まって生えている巨木の一つで、この木1本が一つの世界を形作っているような気がします。
 1枚目は巨木の集まっているそばで見かけた Squirrel Cuckoo (スクゥオール カックー 日本名リスカッコー)で、都市部や郊外でもよく見かけます。人をほとんど恐れません。
 2枚目はやはり巨木のそばで見かけた黄色の美しい鳥で、こちらも人を恐れないのには本当に驚ろかされます。

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 使用機材のカメラは SONY α77Ⅱ、レンズは SONY 70-300mm F4.5-5.6 G SSM。大きな写真の撮影データは、焦点距離300mm、35ミリ版換算450mm、ISO 800、F5.6、1/400sでした。一枚目の写真はクリックして更に大きく見ることができます。